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2008年09月02日 「金庫は重さが命」ではありません。

今日(9月2日)のニュースで、今年5月に奈良県の薬販売店で現金約680万円入りの金庫が盗まれた事件で、犯人2人が逮捕されたという記事を見つけました。
その調べで犯人達は、約100キロのスチール製金庫を2人で運び出し、バールなどでこじあけたと供述しているそうです。

世の中には「耐火金庫」が多くの店舗や事務所で使われていますが、この「耐火金庫」という金庫は火災には強い金庫でありますが、防犯性にはあまり優れていない金庫が多くあります。
防犯性能を高める為には「防盗金庫」でないと性能を発揮できません。
また、「防盗金庫」は必ずコンクリート床などにしっかりボルト止めして頂き、簡単に持ち出しできないようにすることが必要です。

今回のように100キロぐらいのスチール製金庫の場合、大人2人程度で持ち出すことは簡単に出来ますし、記事でも書かれていますが、バールで簡単にこじ開けることも可能です。
これでは金庫の意味をなさないことになります。
少なくてもこのスチール製金庫であっても、コンクリート床にしっかり取り付けてあれば、被害は最小限に出来たかもしれません。

しかし、夜間の金庫に現金約680万円も保管していたとは、少し驚きです。
銀行などが現金を回収して預かってもらわないのでしょうかね?
私なら夜も寝られない程不安ですがね・・・。

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