防犯ブログ
2008年10月08日 静岡の消費者金融で強盗殺人
10月7日午後7時20分ごろ、静岡市葵区御幸町の「天松静岡駅前ビル」3階の消費者金融「キャッシングヒット」で、経営者のAさん(63)が床の上で死亡しているのを同業者の男性が見つけ、110番通報しました。
県警で調べたところ、Aさんの首に絞められたような跡があり、店内が物色されたような形跡があることから、県警は強盗殺人事件と断定、静岡中央署に捜査本部を設置しました。
調べでは、Aさんはカウンター奥の床の上であおむけの状態で倒れており、衣服には争ったような跡がありました。ほかに目立った外傷はなく、死因は窒息死とみられます。遺体の状況などから、同日夕方ごろに殺害された可能性が高いと見られています。
床の上には書類やバインダーが散乱しており、ロッカーの中などに物色された形跡がありました。
捜査本部では現金などが盗まれた疑いがあるとみて確認を急いでいます。
店は個人経営で、普段は浅野さんが1人で店番をしていたとみられています。
現場はJR静岡駅北口付近の繁華街の一角。
(10月8日1時15分配信 産経新聞)
「強盗殺人」というのは、店舗として考えられる最悪の被害です。
現在の株価暴落など世界経済混迷の中で、犯罪は増加するのではないかと危惧しています。
既にニューヨークではビルの空室率が上昇し、凶悪犯罪が急増しているというニュースを見ました。
せっかく「割れ窓理論」で、犯罪が減っていたニューヨークが、また昔のように「凶悪事件多発の都市」になってしまうのは
残念で、こうしたところにもサブプライム問題の影響が出ているのかと感じました。
強盗対策として店舗や事務所はきちんと防犯を行うことが絶対に必要です。
緊急押しボタンスイッチによる異常通報システムを導入している店舗・事務所もありますが、多くが固定の緊急押しボタンスイッチです。その場所にいかなければ押すことができません。
セキュリティハウスでは、緊急押しボタンは無線式。ペンダント、腕時計、カード・・と形状は選ぶことができます。
その場でベルやサイレンを鳴らすかどうか、というのは意見が分かれるところでしょうが、すぐに周囲の人に知らせるため・犯人を威嚇撃退するため鳴らすという意見と、逆上させる可能性があるので鳴らさないという意見があると思います。
犯人との距離がどれだけ空いているかで、逃げることが可能な距離があれば鳴らすべきではないかと私は考えます。
いずれにしても、緊急連絡をオーナーや知人など離れた場所の携帯電話に自動通報します。
防犯 カメラと連動させ、動画映像を携帯電話に送ることも可能です「見える自主機械警備システム」
その場合には現場の音も聞くことができるし、声で直接威嚇することもできます。
ぜひとも、きちんと防犯 対策を実施されることをお勧めします。