防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2008年10月21日 貴金属9000万円相当盗まれる 大阪・天王寺の手口

19日午前4時25分ごろ、大阪市天王寺区寺田町1、貴金属卸売業「藤本商店」から、「金庫が無くなっている」と110番通報がありました。
大阪府警天王寺署員が駆けつけると、同店1階のガラス戸とシャッターが開かれ、大型金庫(幅約100センチ、奥行き約60センチ、高さ約185センチ)が持ち出されていました。

現金約300万円と貴金属約100点(時価約9000万円相当)が入っており、同署は窃盗容疑で捜査を始めました。

 同署によると、同店は1階が事務所で、2〜3階が住居。経営者の男性(60)と息子(32)の二人暮らし。2人とも外出し、18日午後11時ごろから無人でした。
2階のベランダのガラス戸が割られ、事務所の机が動かされて重さが約200キロあるとみられる金庫を引きずったような跡もあったということです。
 同署は2階から侵入し、1階の出入り口から金庫を運び出したとみている。
(10月19日 毎日新聞)

9000万円相当の商品があったのに、防犯対策はどうだったのでしょうか?

もし金庫だけだったとしたら、お粗末きわまりないと思います。
防犯カメラ、防犯システム、警備システムなどの記載が何もないニュースを見てそう感じました。

もちろん、宝石・貴金属店への泥棒は「組織化」「短時間化」しており、人の駆け付けが間に合わない数分で作業を終えることが多いのですが、きちんと防犯 対策を実施して、犯行をすぐに検知し、犯行を継続させない方法をきちんととることが、被害を最小に押さえるポイントです。

宝石・貴金属店向け防犯システム
●侵入者に対し「抑止効果(予防)」のあるセキュリティキーパーを設置。
防犯カメラで侵入者を自動録画。暗闇でも鮮明な画像の赤外線照明内蔵ディナイト機能付きカメラ。
●侵入者を室内警戒用センサーが検知し、ベル・サイレンでその場で威嚇撃退。と同時に霧を噴射し視界を奪い、犯行をそれ以上継続させない(フォグガード

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