防犯ブログ
- 犯罪手口
2008年11月04日
GPS機能等搭載で防犯対策効果あり
数年前になりますが、よくATMが被害に遭う事件が多発しました。
最近ではめっきり少なくなったのではないでしょうか。
ATMを奪う際に使用されたパワーショベルなどの重機。
犯行現場で乗り捨てられていたことも。
(2006/1/29 読売新聞より)
ATMの1700万円盗難
”現場に、犯行で使われた重機が放置”
29日、AM3時頃、あるホームセンター内に設置された、
ある銀行のATMの警報装置が作動したと警備会社からの連絡を受け、常総署員が現場に駆けつけると、現金1700万円入りのATMが機械ごと盗まれていた。
近くには犯行に使った重機が残され、重機で機械を破壊しトラックで運び去ったと見られる。
最近のショベルカーにはGPS機能が搭載された機種など、最新のコンピュータも搭載され、遠隔制御できるようになっています
遠隔制御できることもあり、万が一重機を盗まれた場合でも、エンジンをストップさせることが可能となります。
つまり、重機を盗んだとしても、犯行現場ではエンジンがかからないという具合です。
ATMを破壊しようとしてもできません。
また、GPS機能により、使用場所から一定範囲離れたところに移動すると、重機が動かない仕組み。
これでは、ATMを奪おうとする犯行組織は諦めてしまいます。
厄介な重機のコンピュータを取り外そうとしても、異常を検知できる仕組みなので、盗むこともできません。
このようなこともあり、ATMの被害は激減。
同じようなシステムを、車やオートバイにも搭載していただければと思います。
盗難車が激減する他、違反者の走行も激減するのではないでしょうか。
結果、安全で安心できる環境がつくられるのではないでしょうか。