防犯ブログ
2008年11月04日 携帯の大量盗難 ドコモとソフトバンク ネットで新機種転売
NTTドコモとソフトバンクモバイルの最新機種を標的にした携帯電話の大量窃盗事件が相次いでいる。両社などによると、今年に入り関東五県で計三十数件発生。盗まれた端末はネットオークションなどで転売されているとみられるが、背景には販売方法の見直しによる端末価格の上昇や第三世代携帯の普及があるようだ。
神奈川県警捜査三課によると、県内の携帯電話窃盗は未遂も含め七月から十件で約五百九十台が盗まれた。十月二十日に秦野、小田原、平塚各市の三店舗で計約二百十台が盗まれた事件では、警察官が威嚇射撃し、グループのうち男二人を逮捕。十八日に連続した厚木市と愛川町の事件も同一グループによるものとみられる。
犯行グループは人けがない郊外店のガラスを割って侵入し、数分間で大量の携帯を運び出す。狙うのは高額の最新機種ばかり。
携帯窃盗は十月以前は月一件ペースだったが、十月に入り急増。県警は「販売ルートが確立された可能性もある」と警戒する。
窃盗団の標的は、通称「白ロム」と呼ばれる未契約状態の携帯端末。現在は五万円を超す機種も登場し、ネット上や白ロム専門店で正規より安く販売されている。一方、auでは販売店でしかSIMカードのロックを解除できないため、被害は報告されていない。【11月2日 東京新聞】
無人店舗への侵入犯罪・・・被害額が大きく、信用失墜などの損害は計り知れません。携帯電話の郊外店舗は、侵入が容易な構造の建物も多いですね。特に裏手にある通用口は、人目につかないため、狙われやすいです(店舗の侵入被害の実情)
また、新型機種という狙いがはっきりしているため、この手の犯罪には、狙われにくい環境作りが必要です。
まず時間稼ぎが効果的です。侵入されやすい扉を頑丈にする。ガラスなどにはシャッターを設置する。
見られていると思わせること。周囲を明るくし、店内照明も点灯しておく。店舗の外周に防犯 カメラを設置する。
さらに侵入者を「抑止」「威嚇」「撃退」する「自主機械警備システム」を導入します。
これらのシステムは下見をする犯罪者を抑止します。未然に被害を防止する考え方です。それでも万が一、侵入されそうになったときに、大きな音と光で威嚇撃退するシステムが大きな効果を発揮します。
犯行時間が極めて短い為、残念ながら誰かが駆けつけても間に合わない場合、威嚇撃退が有効ですね。
防犯 カメラの映像をリアルタイムに携帯電話に通報する「見える防犯システム」も店舗オーナー様に好評です。
すでに、携帯電話ショップ様に我々セキュリティハウスの自主機械警備システムを納入した実績もありますので、お近くのセキュリティハウスにご相談ください。
これから、年末にかけて犯罪が増える時期を迎え、今までの防犯体制を見直し、充分な防犯対策をたてましょう。