防犯ブログ
2008年11月20日 バールを使って両替機をこじ開けようとしたが...
11月13日札幌市中央区で、目出し帽をかぶって深夜営業中、無人のコインランドリーに入店、バール(棒状の鈍器)で両替機から金を盗み取ろうした男の犯行を防犯カメラが捉えた。
午後11時47分ごろ、目だし帽、黒ずくめの男は、天井に設置された防犯カメラをガムテープで塞ぎ、もうひとつのカメラもテープで塞いだ。監視カメラを塞いだ直後、男は目出し帽を脱いで素顔をさらしたが、2台目のカメラの目隠しが不十分だったため、両替機をバールでこじ開けようとした一部始終が録画された。
しかし、午前零時の閉店を知らせる店内放送が流れ、男は11分後の午後11時58分、店内から出て行った。
翌日、翌14日午前10時に妻が店に掃除に行って発見した。すぐに110番通報し、正午前に警官がやって来たがいまのところ手掛かりはない」と話す。
結局、うまくこじ開けることが出来ず、現金の被害はなく、両替機と全自動乾燥機が破損した。
無人のコインランドリーでの、窃盗未遂事件。売上金やつり銭被害はなかったが、両替機や乾燥機が破損し、修理に高額な費用がかかる模様。
修理や事後処理、その間の機会ロスが大きな痛手になってしまいます。
この事件も、最初に防犯 カメラの目隠しをして、証拠に残らぬようにしてからバールでこじ開け始めたようです。犯人による防犯 カメラに対する妨害・破壊がこのところ多くなってきました。夜間無人店舗は営業時間内であれば店内に自由に入ることができるため、防犯 カメラに頼ることが多いですが、カメラを隠して設置するなどの、工夫も必要です。
録画装置は必ず鍵のかかるケースに収納し、持ち去り、破壊できないよう対策しましょう。
異常が発生すれば、すぐに経営者の携帯電話に動画を伝送する「見える防犯」システムが店舗の安全を守ります。
異常がないときでも、携帯電話で店舗の動画を呼び出し、状況確認ができるスグレものです。
防犯カメラで抑止、記録し、その映像をリアルタイムで携帯電話へ伝送。この組み合わせが店舗のセキュリティに大いに役立っています。
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