防犯ブログ
2008年11月27日 セルシオで空き巣行脚 「こぎれいにしていると、職務質問されにくい」
空き巣9県被害7000万円以上
埼玉県警捜査3課と蕨署は26日、常習累犯窃盗の疑いで、戸田市美女木の無職男(40)=同罪などで公判中=を追送検した。男は高級車「セルシオ」で移動しながら背広姿で空き巣を繰り返し、平成19年5月〜20年6月、神奈川、静岡など9県で186件の犯行を重ねていた。被害総額は約7180万円に上るという。
調べでは5月28日午後0時15分ごろ、栃木県真岡市の男性会社員(66)宅で、現金約1万2000円と指輪などを盗んだ疑い。「こぎれいにしていると、職務質問されにくい。金は酒と女とパチンコに使った」などと供述しているという。
( 11月27日産経新聞より抜粋)
このニュースを見てどう思いましたか?
「人は見た目によらない」ということ。以前にも高級スーツを着て、高級車に乗った泥棒がいました。
皆「紳士だと思った」と誰も泥棒だとは考えなかったようです。
泥棒ファッションは、
1)周囲に溶け込んでいること。
2)手口に合っていること。
3)誰もが安心すること。
作業着姿やスーツ姿になるのは、「言い訳」にそういう姿にぴったりな言い訳を用意しているから。
電気工事の点検、宅配便、営業マン・・・誰かにとがめられたときに言い訳するものと合致しているのです。
例えば学生寮にばかり侵入していた泥棒は、田舎から出てきた叔父さん風。「甥っ子を訪ねてきたが、引っ越したようだ」
香典泥棒の場合は、喪服+数珠。「ご愁傷様」という言葉とともに、安心させ「○○さんが呼んでいたよ」などといって目を離した隙に香典とともにドロンしたり、その施設の方に扮して「お預かりします」といったり・・・泥棒もいろいろ考えているのです。病院や老人ホーム専門の場合は白髪やパジャマ、親戚風といろいろですが、うまく繕って盗むのです。
やはり防犯対策をきちんとして、気を抜かないということが第一。
泥棒も下見をしていますので下見の時点で、「ここは防犯対策が完備している。住人も防犯意識が高そうだからやめよう」という気持ちにさせることが大切なんです。
防犯のもっとも進んだかたち 自主機械警備システムNEXTをお勧めいたします。