防犯ブログ

2008年12月15日 ソフトバンク携帯ばかり90台盗難 茨城

茨城県内の携帯電話店3店が12日深夜から13日早朝にかけ、相次いで荒らされ、うち2店で約90台(被害総額850万円)が盗まれた。3店ともソフトバンク系列で、県警では同一犯による連続窃盗事件の可能性があるとみて、捜査している。
 つくば中央署によると、12日午後11時20分ごろ、つくば市内の「ソフトバンクつくば」で警報装置が作動し、警備会社が110番した。ガラス窓が割られており、携帯電話の保管庫がこじ開けられていたが、盗難被害はなかった。直後の午後11時49分、約5キロ離れた「ソフトバンクつくば研究学園」で警報が作動。約3分で警備員が駆け付けたが、建物裏手の通用口ドアのワイヤ入りガラス窓が破られ、こじ開けられた携帯電話の保管庫から33台(約250万円相当)が盗まれていた。 13日午前5時40分ごろには古河市の「ジョイコムソフトバンク古賀」で警報が作動。古河署によると、正面玄関の引き戸がこじ開けられ、鍵付きロッカー内の携帯電話約60台(約600万円相当)が盗まれた。 関係者によると「ソフトバンクつくば研究学園」で盗まれた33台は、非常に人気の高いシャープ製の最新機種「930SH」(約8万円)。同機種は盗難被害がなかった「ソフトバンクつくば」にも在庫があったが、こじ開けられた保管庫には入っていなかった。捜査関係者は「特定機種を狙った可能性もある」とみて調べている。

 茨城県では9月にも、NTTドコモ系列の3店で携帯電話の連続窃盗事件があった。現在販売されているドコモとソフトバンクの第3世代携帯端末は、自分の個人データが記録されたICカードを入れるだけで使用できる状態になる。カードの入っていない状態の端末は「白ロム」と呼ばれ、ネット上などで販売されているほか、改造されて国外で販売されたりしている。
 [2008年12月14日 毎日新聞]

《コメント》
こんどは、ソフトバンクの販売店が連続侵入被害。
まだまだ、携帯電話の盗難が北関東を中心に頻発しています。
残念ながら、3分後に警備員が駆け付けたにもかかわらず、すでに被害に遭ってしまいました。
侵入してからの犯行時間・室内滞留時間は非常に短いのが、特徴です。
携帯電話本体だけを目当てに保管庫のみを狙っています。

このような犯行に対応するには、狙わせない・建物に入らせないことが最も重要です。
犯人は必ず下見をしています。
警備システムと防犯カメラの位置と内容、侵入口と侵入方法、獲物の保管場所などを検討し
ます。

侵入されやすい扉の錠前、ガラス、シャッターなどを補強し、侵入者に「時間がかかる」
と思わせること。
防犯 カメラは店内だけでなく、建物周辺、入口外などにも必ず設置します。
セキュリティハウスの「抑止力」「威嚇撃退力」に優れた自主機械警備NEXT や、
動画で通報する見える自主機械警備システム
は、「侵入しても大きな音と光で威嚇される」と悟らせることで、抜群の抑止効果を発揮します。

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