防犯ブログ
2008年12月02日 師走スタート、各地で警察が防犯年末特別警戒!
【和歌山】
師走に入った1日、県警でも年末特別警戒を開始し、和歌山市内の3署や串本、湯浅など各署が防犯や交通安全の関連行事や街頭啓発などを行った。
和歌山県警少年課と和歌山東署はJR和歌山駅前で管内の中学生33人とともに啓発活動を実施。生徒らは、「犯罪を減らしましょう」などと元気に呼びかけていた。串本署員は管内の金融機関46カ所を巡回し、防犯カメラなどの設備点検などを行った。
県警によると、県内の刑法犯認知件数は平成13年以降6年連続で減少しているが、減少幅が徐々に少なくなっているという。県警生活安全企画課は「目に見える形で犯罪を抑止する」として、制服警察官による巡回を強化し、7年連続の認知件数減少へ向けて力を入れる構えだ。
(産経新聞より抜粋)
【滋賀】
年末年始に増加が予想される事件事故を防ぐため、滋賀県警は1日、歳末特別警戒を始めた。来年1月4日まで、金融機関やコンビニの見回りを強化し、街頭犯罪の摘発、振り込め詐欺の被害防止に力を入れる。
この日は各署で出動式を行った。大津市の県庁前では、警察官や自主防犯団体の約80人を前に、安森智司県警本部長が「一丸となって活動を展開してください」と訓示した。
彦根署では、「厳しい治安情勢を認識し、住民が希望に満ちた新年を迎えられるよう取り組んでほしい」と、パトカー12台が管内1市3町の巡回に出発すると、彦根市の「ひこにゃん」や「ひこちゅう」など着ぐるみ5体も駆け付け、手を振って見送った。
(京都新聞より抜粋)
《コメント》
12月に入り、今年もあと一ヶ月になりました。歳末は何かと気ぜわしい時期、そして犯罪が増える時期です。
全国各地でこのような、「歳末特別警戒」を各警察でも実施して、防犯意識を高める努力をしています。
振り込め詐欺などの話題になっている事件の対策は、非常に重要ですが、
しかしながらやはり住宅への空き巣、侵入被害も、この時期には、特に注意をしなければなりません。
日照時間の短いこの時期は、夕方は焼く暗くなりますから、特に注意し、ちょっとした外出でも、戸締り、施錠を忘れずにしましょう。
店舗や企業も忙しくなりますので、営業時間中の万引や、売上金が多いと思われることで、侵入窃盗・強盗にも注意が必要です。
防犯カメラや、防犯設備をすでに導入されている場合、きちんと動作しているか点検をすることが非常に重要です。定期的な点検をしていない場合、早めに点検されることをお勧めします。
まだ、防犯システムや防犯カメラを導入していない場合、早めに「防犯設備士」などの専門家に防犯診断を依頼し、アドバイスを受けることをお勧めします。
ほとんどの場合、防犯 カメラや自主機械警備システムの導入により、防犯抑止力がUPし、被害に遭いにくい環境作りが出来ます。
歳末は、未然に被害を食い止めて、安心してお正月を迎えたいですね。