防犯ブログ

  • 侵入手口
2008年12月03日 広域金属窃盗

金属盗難を広域で行っていた泥棒が逮捕されました。

広域金属窃盗:日田市などで 2容疑者を再逮捕 /大分(12月1日毎日新聞)

日田市などで続いていた金属窃盗事件で、県警捜査1課と日田署は30日、玖珠町大隈、運送業、男(31)と同町塚脇、無職、男(29)の両被告(ともに別の窃盗罪で公判中)を再逮捕した。
 調べでは、2容疑者は9月15日夜から翌朝にかけて、日田市内の量販店から金具など計529点(約45万円相当)を盗んだ疑い。 9月3日深夜から未明、熊本県菊池市の公園から鉄製側溝ふた15枚(21万円相当)を盗んだ疑いで9月16日に逮捕され、熊本地裁で公判中。
 日田市内で側溝ふたやアルミサッシが盗まれた事件についても「日田周辺で約30件の金属盗をした」と供述をしており、裏付け捜査を急いでいる。
 日田市内では今年5月以降、側溝ふたが17件で138枚(約135万円)やアルミサッシ11件で112枚(約89万円)の窃盗被害が確認されている。

側溝ふた、アルミサッシ、金具と昔ならどんな泥棒も見向きもしなかったものが盗まれ、換金されてきました。
泥棒にも流行すたりがあり、手口もピッキング、サムターン回し、焼き破り・・とその時に泥棒が多く多用する手口があります。盗まれるモノも、現金だけだった時代からパソコンや金属。その時代に「高額で換金されやすいモノ」に変わっていきます。

しかし、どんな時代にも変わらないのが、泥棒の考えること。心理です。
常に完全犯罪を狙っていること。安全性、容易性、確実性を考えていること。
そのために事前に入念な「下見」を行うことです。
そうした泥棒の心理をきちんと把握して、泥棒の嫌がる環境をつくることこそ、泥棒対策のもっとも重要な点であることは今も昔も変わりません。
そういう泥棒の手口や心理をきちんと把握して防犯対策を提案できることが防犯のプロの条件です。

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