防犯ブログ

2008年12月09日 宅配便装った強盗も・・・強殺未遂容疑で男逮捕 仙台

金などを奪う目的でアパートに侵入し、室内にいた男女を刃物で傷つけたりしたとして、仙台東署などは8日、強盗殺人未遂などの疑いで、宮城県白石市緑が丘、無職小形健治容疑者(28)を逮捕した。

調べでは、小形容疑者は7月中旬の午前11時ごろ、宅配便の配達を装い、仙台市宮城野区のアパートの女性(19)方に侵入。女性の首を絞めて金などを奪おうとしたが室内にいた男性(23)ともみ合いになり、台所に置いてあった包丁で男性の胸や顔を切り付け6カ月の大けがを負わせた疑い。

東署によると、小形容疑者は「(男性が)死ぬかもしれないが、捕まりたくないと思って刺した。包丁は持ち去り、捨てた」と供述しているという。

 これまでに小形容疑者は昨年11月と今年9月に計3回、いずれも白石市の女性方に侵入し、現金や下着などを盗んだとして、9月から11月にかけて窃盗容疑で計3回逮捕されている。
2008年12月08日河北新報

《コメント》
元厚生事務次官殺人事件をまねた、宅配便配達人を装った強盗事件が、とうとう起きてしまいました。
当時、模倣犯を恐れる声があり当ブログでも、先月取り上げました。
留守中の侵入手口よりも、命にかかわる可能性があるため本当に気をつけたいですね。
侵入窃盗よりも、てっとり早く稼げるという荒っぽい手口です。上記の事件の場合、
「(男性が)死ぬかもしれないが、捕まりたくないと思って刺した。」という供述をしており、
本当に恐ろしいですね。ひき逃げ事件で被害者を引きずって殺した犯人と同じ考え方です。
このような事件に対しては、皆さんが自衛するしかありません。

簡単にできる対策のポイント
(1)相手を信用して 簡単にドアを開けないこと。
(2)インターホンをカメラ付のタイプに変更し、配達人の制服などをよく確認する。
(3)チェーンロックはかけたまま一度開け、問題がなければチェーンロックをはずす。
(4)玄関周辺を監視できる防犯 カメラを設置し、カメラ付インターホンの死角に誰かいないか確認する。
(5)不審な人物であれば、身分証明書を提示してもらう。
(6)宅配業者以外でも「ご挨拶」「点検」「工事」などドアを開けさせる手口がありますので、気をつけましょう
※参考

一戸建て住宅とマンション・アパート、賃貸かどうかなど条件によって、具体的な
対策内容が異なりますので、我々セキュリティハウスの防犯設備士による防犯診断をお勧めいたします。

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