防犯ブログ

2008年12月14日 埼玉でクモ男捕獲  2階へ壁スルスル、窃盗容疑。

軽やかな身のこなしで民家の壁をよじ登る手口から、捜査員に「スパイダーマン(クモ男)」と呼ばれた男が、鴻巣署に窃盗容疑などで逮捕された。2007年10月〜08年8月の間に、北本、鴻巣市などで空き巣を繰り返し、約110件で計約1000万円の被害が確認された。
 男は桶川市神明、無職宮本徹被告(28)(窃盗罪などで公判中)。起訴状などによると、宮本被告は今年7月13日昼、鴻巣市の民家に2階窓から侵入。現金約6万6000円と腕時計1個(約15万円相当)を盗んだとされる。
 宮本被告は、物置や雨どい、壁の突起などを使って巧みに民家2階によじ登り、盗みを繰り返していたという。忍び込む前は、怪しまれないよう道端の掃除や草むしりをしながら周囲の様子をうかがう慎重さを見せたが、盗んだ腕時計を北本市の質屋に転売し、盗みが発覚した。
 調べに対し、「ベランダの洗濯物を見れば、第六感で留守かどうか分かった。昼間でも掃除のふりなどしていれば不審がられなかった」などと供述しているという。
(2008年12月12日 読売新聞)


《コメント》
先日は、マンションの高層階を狙った「ムササビ男」が出現しましたが、今度は住宅の2階に侵入する「スパイダーマン(クモ男)」が逮捕されました。
この手口の特徴は、
無施錠が多い2階から侵入する。下見をして留守を確認している。
ことです。

これらの対策のポイント
1)2階の窓も必ず施錠し、特に外部から侵入されやすい窓には補助錠も追加する。
2)2階に上がりやすい、足がかりになるようなものを置かないようにする。
  軒下に置いた簡易物置、ビールケース、脚立などの置き場所を工夫する。
3)電柱、塀、車庫の屋根、などから2階ベランダにたどり着けるような場合は、施錠だけでなく
 センサー・威嚇装置を導入する。

侵入の手口は、このように様々ですから、「まさか2階からは入らないだろう。」と、ついうっかり
施錠しなかったり、施錠してあってもガラスを破られたりしています。

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