防犯ブログ
- 放火・火災
2008年12月15日
イオンモールで放火。カーペット30枚焼く。
この年の瀬に「放火」というニュースです。
イオンモールで放火か?カーペット焼け3人負傷 大阪・藤井寺(12月14日産経新聞)
14日午後3時半ごろ、大阪府藤井寺市岡の「イオンモール藤井寺店」の従業員から、「4階の布団売り場から出火している」との119番があった。
柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部の消防隊員らが駆けつけたところ、従業員らが店内の消火器で火を消し止めていた。
この火事で、58歳と26歳の男性従業員、38歳の女性従業員が煙を吸い込んだり、消火活動の際に消火器の粉を吸い込んだりして気分が悪くなった。客などにけが人はなかったもよう。売り場に陳列していたカーペットが20〜30枚と、床など約10平方メートルが燃えたとみられる。
付近に火の気などはないといい、大阪府警羽曳野署では不審火の可能性もあるとみて出火原因を調べている。
現場は近鉄南大阪線藤井寺駅の北約100メートルの商業地区。
「むしゃくしゃして」といった理由という理由のない放火が多発しています。
これだけ世の中が混沌としてきたら、「放火」や「強盗」「殺人」などが急増するのではないかと危惧しています。
放火対策としては、「放火をしにくい環境を作る」ことが重要です。
● 炎センサーで、炎の段階で検知し、その場で音声警告。管理室などへ通報する。炎センサーは10m先の7cmの炎を検知。火災になる前に知ることですみやかな防火対策を実施できる。
● 防犯カメラと連動し、防犯カメラで映像確認を管理室などで行う。
● 布団売り場など燃えやすいものが陳列されている場所では、死角を作らないよう商品陳列方法を検討する。死角には「防犯ミラー」「防犯カメラ」などを設置する。
● 防火責任者を設定し防火訓練を実施する。