防犯ブログ

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2008年12月18日 生活困窮。9円しか所持金なく・・元派遣社員コンビニ強盗。

「やっぱり」このニュースを見て思いました。世界的な不況で、大手企業の派遣社員切りが問題になっていますが、職を失い、家を失った人が「コンビニ強盗」を・・という最悪のシナリオが大阪で実行されました。

生活困窮で... 元派遣社員がコンビニ強盗(MBSニュース12.18)
 35歳の元派遣社員の男が強盗未遂の疑いで逮捕されました。男は1か月前から仕事がなく生活に困っていたということで、逮捕されたときの所持金はわずか9円でした。

 15日午前3時すぎ、大阪府泉大津市のコンビニで包丁を持った男が「金を出せ」と店員を脅しましたが、店員が非常ベルを鳴らしたため、何も取らずに逃げたということです。

 16日になって、無職のM容疑者(35)が警察に出頭し、強盗未遂の疑いで逮捕されました。

 調べによりますと、M容疑者は運送会社で派遣社員として働いていましたが、仕事がなくなり、およそ1か月前に派遣登録を解除したということです。

「病気であんまり仕事に行けないのかと思っていた」
「(今月初めごろ)財布落としたので金貸してくれと。本来なら貸すけど、いろいろ聞いてたから、そこらで金借りているのを」(近所の人)

 前田容疑者の出頭時の所持金はわずか9円で、調べに対し「金がなくなり水を飲んで生活していた。家賃の督促状が届き、家を追い出されると思ってやった」と話しているということです。

これだけ派遣切りで多くの失業者が出たら、出るだろうなと推測していたら、やはり出てしまいました。
脅すわけではないですが、今年の年末から年始にかけて急増するのではないかと思います。
今回は、ベルが鳴って実害もなく、怪我もだれもしていなかったということで良かったですが、せっぱつまると強盗も必死ですからその気がなくても怪我をすることも考えられます。やはり強盗対策をきちんと実施して、強盗対策を実施している店であることを店外にPRすることが重要です。

非常用押しボタンを押してベルやサイレンを鳴らすと犯人をよけいに興奮させるので、現場での威嚇はしない、というコンビニのFC本部もあるようです。人命大事はいうまでもないですが、ある程度の犯人との距離が確保できるのであれば、私はその場で威嚇機器を鳴らす、又は音声で警告するというのもありだと考えます。今回もそのベルで強盗は未遂で退散しました。

無線タイプの非常用押しボタンを押し、その場で音声などで警告、同時に離れた場所のオーナーなど5箇所にまずIP回線を通じてメール送信、その後アナログ回線で音声通報という方法が、非常事態をもっとも早く外部に通報する方法だと思います。強盗対策非常通報システム無線タイプの非常用押しボタン(ペンダント型・時計型・カード型)を使用しますので、店のどこにいても押すことができます。

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