防犯ブログ
- 侵入手口
2008年12月26日
福知山の小学校職員が泥棒。校舎に侵入し鍵を盗む。
許されない犯罪がまた一つ発生しています。
京都府警捜査三課と南丹署などは19日、建造物侵入と窃盗の疑いで、福知山市立惇明小事務職員(39)を逮捕しました。
調べでは、10月5日午後4時40分ごろ、京都府京丹波町橋爪の桧山小の校舎に、無施錠の窓から侵入し、校舎内にあった職員室の鍵1個を盗んだ疑い。鍵は教職員しか知らない所に保管してあったということです。
容疑者は、校舎内に入ったことは認めているが、鍵を盗んだことは否認しています。
府警によると、今年8月から今月にかけて、南丹市や福知山市、綾部市などで、何者かが小中学校で保管中の鍵や、防犯システムの解除カードを探し出して校舎に侵入し、現金を盗む事件が約20件発生しており、関連を調べています。
(12月19日 京都新聞より引用)
どこの小学校も鍵や防犯システムの解除カードの保管場所は似ているということでしょうか?
鍵の保管に関してもっと真剣に考えることが必要です。
そうした保管場所の管理責任者は決まっていますか?
又、人が移動したり辞めた後変更していますか?
そうしたことをきちんとしない限り、保管は不十分だと考えるべきだと思います。
やはり、職員室などへの出入管理システムを導入されることをお勧めします。
指紋又は入退出カードで職員室へ入ることができます。誰がいつ入室し、退室したかもきちんと記録が残ります。
辞めた人がいた場合にはそのデータを消し込めばその人が万が一カードを持ったままであってもそのカードは失効していますので使用できません。
学校には泥棒に狙われるモノ・・パソコンや薬品や部活の備品(野球グローブ・楽器・薬品など)があります。
パソコンには生徒の成績や個人情報、試験問題などが入っています。
「学校は警備が甘い」といったことを泥棒は言っています。
そうした泥棒に狙われないように防犯対策を実施していただきたいと思います。
それにしても小学校の職員が泥棒とは、子供たちにどう説明したらいいのでしょうか?