防犯ブログ
- 侵入手口
2009年01月22日
中国・韓国人窃盗団の空き巣手口
民家に忍び込んでデジタルカメラや腕時計を盗んだとして、警視庁捜査3課に窃盗などの疑いで逮捕された中国籍の3名と窃盗幇助(ほうじよ)などの疑いで逮捕された韓国籍1名。
4人は昨年8月ごろから、東京都や千葉、埼玉、茨城など関東一円で約90件の空き巣を繰り返していた疑いがあります。
「大阪で10件やった」と供述しており、被害は約100件で約5000万円になるとみられます。
同課は4人を引き合わせた中国籍の男が主犯格とみて、行方を追っています。
中国籍3人は昨年11月14日、埼玉県朝霞市、自営業の男性(63)方に1階窓を破って侵入し、デジタルカメラや腕時計など23点(165万円相当)を盗んだ疑い。韓国籍の男はさいたま市内の駐車場から、車で3人を現場まで送るなどして犯行を助けた疑い。(1月21日産経新聞より抜粋)
とんな中韓国際交流ですが、情報屋や運搬役には日本人がなることも多いようです。
外国人窃盗団の侵入手口の特徴としては、
●荒っぽい
●分業化
●短時間化
●武器を持っている
●ハイリスクでもやる
といった点があります。
ストップウオッチを持って5分経過したら途中でもあきらめる、といったことも多く、熟練した職人的な空き巣犯とはまったく考え方が異なります。
武器を持ち、犯行途中に人と出くわしても気にしないということも多々有ります。
以前名古屋でコインランドリーばかりを狙う窃盗団では、車で乗り付け、2名が店舗前にバットを持って立ち、その間に中の両替機を破壊し現金を奪っていました。隣のビルから犯人は見えていましたが怖くて外には出れなかったとのこと。
ここ最近のガソリンスタンドを襲っている窃盗団も同じような手口です。
こうした窃盗団に対してどうすればいいのか。これは本当に難しく100%防げるという防犯対策はないと思います。
但し、犯行被害を最小に押さえる、また、被害に遭う可能性を低くする方法というのはあります。
● 防犯カメラを目立つところに設置し、自動録画するとともに、異常時には自動的に離れた場所にいる店舗管理者・オーナーの携帯電話に動画で通報する。見える自主機械警備システム
リアルタイムで何が起きているかが画像で見ることができるとともに、携帯電話から声で直接「こら!何をしているのだ」と現地のマイクを使って威嚇撃退します。。もちろんベル・サイレンは異常発生時に即現地で鳴らし威嚇撃退します。できれば数種類を屋外・屋内に設置します。
● 建物の目立つところにセキュリティキーパーの設置。
単なるステッカーと異なり、大きく電飾で夜間は照明が自動点灯します。「警備中」という文字が遠くからも目立ち、何かとてつもない防犯がついているということを犯罪者に建物の外で知らしめることができる。
このセキュリティキーパーは私の実家が経営している工務店の建物にも付けていますが、はっきり言って遠くからでも見えるので安心です。そしていろいろな人に「あれは何?」と声をかけられるようで、泥棒も絶対見ているということを感じます。
「抑止力」が非常にあると実感しています。
● 窓には防犯フィルム+補助錠。扉にも破壊工作に強い錠前+補助錠。
● 見通しを良くする。植木の剪定、ブロック塀から見通しの良い塀に交換。
● 防犯灯の設置。人感ライトの設置。
こうした防犯システムを設置したり防犯対策を実施することで、犯罪対象から外させる、犯罪被害を最小に押さえるということができると確信しています。
防犯対策は一つでは駄目で、できることをコツコツ積み上げていくことが大切です。