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2009年01月28日 続発するタクシー強盗 防犯板の設置率向上を県警が呼び掛け

続発するタクシー強盗 防犯板の設置率向上を県警が呼び掛け
昨年末から大阪府などでタクシー運転手を狙った強盗事件が相次ぎ、岐阜市内でもタクシー会社や運転手の間で緊張が高まっている。県警は運転席後部の防犯板の設置率を上げるよう各タクシー会社に呼び掛け、近く防犯訓練も行う。
 昨年末から今年初めにかけ、大阪府の東大阪市や松原市で連続して発生したタクシー強盗は、運転手の首を刃物で切り付ける残忍な手口。同府内では、ほかにも数件タクシー強盗が発生している。
 繁華街の柳ケ瀬近くの岐阜市神田町で客待ちしていた日の丸タクシー(同市神田町)の運転手丹羽信介さん(59)=同市黒野=は「わずか2、3万円のために命を奪うなんて信じられない」と憤る。丹羽さんの勤務時間は通常午前7時から午後7時まで。「夜は乗らないので危険は少ないが、用心しないといけない」と警戒する。
 日本タクシー(同市鶴田町)では、連続強盗を受け、防犯カメラの設置を検討している。同社は「防犯カメラを嫌う人も多いが、物騒な世の中なので」という。
 岐阜名鉄タクシー(同市大黒町)は2004年、運転手が包丁で刺殺され、売上金を奪われるという強盗殺人に遭った。事件以降、同社は防犯板を設置し、現在は全車に付いている。
 しかし、個人タクシーでは防犯板の設置がまだ徹底されていないのが現状だ。
 「後頭部の部分だけでは意味がないと思うので付けていない」と話すのは個人タクシーの太田金作さん(60)=岐阜市雪見町。太田さんは「これまでは大丈夫だったが、これだけ景気が悪くなると岐阜でも強盗があるかも」と不安な表情を見せた。
 県警生活安全総務課によると、県内でのタクシー強盗は2006年を最後に発生していないが、同課は「防犯板は後ろから羽交い締めにされることを防げる」と、各社に設置率の向上を呼び掛けている。
(1月28日中日新聞)

タクシーの防犯対策を考えるように日本もなったということです。アメリカなどでは当たり前かもしれませんが・・・。
防犯カメラも防犯板も効果があるでしょうが、やはり運転手の方がどう対応するかが重要です。
車を駐車した時点ですぐにシートベルトをすぐに外すことで、いざというときに逃げられるということを先日ニュースで行っていました。番号を表示しない電話からの送迎依頼には対応しない、乗車前にお客様の顔、目をしっかり見るといったことも必要だと思います。

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