防犯ブログ

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2009年02月23日 高級住宅専門の空き巣手口

芦屋といえば日本でも有数の高級住宅街。

その高級住宅街である芦屋市内の民家に侵入し、乗用車の鍵を盗んだとして逮捕、起訴された男が平成18年7月から昨年11月までの間、兵庫や大阪、奈良の3府県の高級住宅街で、空き巣など計75件の盗みを繰り返していたことが22日、県警捜査3課や西宮署の調べで分かりました。
被害総額は約1400万円に上ります。

昨年11月12日、芦屋市内の男性(59)宅に侵入し、現金約55万円を盗むなどしたとされます。
被告は「高級住宅街と思われる○○台などという地名を地図で探した」などと供述。
芦屋市や川西市のほか大阪府の豊中、池田両市などの住宅街で犯行を繰り返し、1軒で約160万円の現金を盗んだこともあったということです。

犯行に及ぶ上で気をつけていたことや具体的な手口はというと、
●高級住宅街と思われる○○台などという地名を地図で探す。
●犯行の際生け垣や塀などに囲まれて外から見えにくい家を選ぶ。
●インターホンで留守であることを確認。窓をドライバーでこじ開けるなどして侵入していた。
●盗んだ現金は、遊興費などに充てていた。
(2月23日産経新聞より一部引用)

「泥棒の手口・心理」に掲載しているように、
泥棒は安全性(人目につかず安全に侵入できる)、容易性(簡単に侵入できる)、確実性(確実に儲けになる)を考えターゲットを決定する。
●「下見」を行い、侵入しやすい家、建物を狙う。
・道路から死角がある。塀が高く死角がある。
・夜間暗く死角になる場所がある。
・隣の建物から2階に上がることができる。
・足場になる建物がある・・など。
●「不在確認」を行い、不在である場所に侵入する。
・インターホンを押す。
・電話をしてみる。
・夕方になっても室内照明がついていないか確認。
・洗濯物が夜遅くまで干しっぱなしになっていないか確認。
・郵便受けに新聞や郵便物が入ったままになっていないか確認。

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