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2009年03月10日 防犯カメラを盗んだ泥棒、映像で逮捕

防犯カメラが犯人逮捕の決め手になることが最近増えてきています。
商店街、コンビニ、銀行、駅・・といたるところに防犯カメラがあり、その録画映像を分析することで、犯人の全体像が見えてきて、結果逮捕につながっているのではないかと思います。

泥棒も防犯カメラに対してはかなり意識をして下見の時にも確認します。
鹿児島で9日に逮捕された泥棒(女47)は、侵入した農家で防犯カメラに気づき、その防犯カメラを盗んで逃げています。
防犯カメラは犯行の一部始終を撮影しており、この映像が逮捕の決め手になりました。

2月21日午後2時35分頃、同市の農業男性(71)方で、ボイラーの上に設置していた防犯カメラ(約1万5000円相当)を盗んだ疑い。「侵入した際にカメラに気付き、『映っているんじゃないか』と思い、カメラを持って帰った」などと供述しているということです。

 この男性宅では昨年、空き巣被害に遭ったため、数台の防犯カメラを敷地内に設置していたということです。
(3月10日読売新聞より抜粋)

泥棒は下見の時に防犯カメラや警備システム、防犯システムなどの有無やその種類をチェックします。
約98%の泥棒は、防犯ベルのあるところは避ける、できる限り避けるといったデータもあります。
防犯カメラも泥棒にとっては「人の目」を補完するもので、出来る限り避けたいものの一つです。

この泥棒も、農家に侵入して防犯カメラに気づきびっくりして防犯カメラ本体を盗んだのだと思われます。
しかしその時には既に映像は録画されており、動かぬ証拠となったのでした。
むしろ防犯カメラを盗もうと近づいた映像も録画されていますから、最後の映像は顔のどアップとなっていたのではないかと思います。

防犯カメラの映像をその場で録画するだけでなく、離れた場所のFOMA携帯電話に侵入時に自動送信する「見える自主機械警備システム」が今話題です。本日の日経新聞にも広告が掲載され多数お問い合わせをいただきました。
このシステムの優れたところは、防犯や防災、非常押しボタンなどと連動して異常発生時に画像通報することとは別に、見たい時にいつでも防犯カメラの映像を携帯電話で見ることができる点にあります。
気になる場所を遠隔から状態を確認することができるため、経営者や現場管理者に非常に好評です。
見える自主機械警備システム

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