防犯ブログ
- 侵入手口
2009年03月17日
ネットで知り合った中国人に空き巣教わった中国人
民家に忍び込んで現金5万円などを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、いずれも中国国籍の東京都足立区千住宮元町、無職、A(30)と、B(22)の2被告=窃盗などの罪で起訴=を再逮捕しました。
同課によると、いずれも容疑を認めています。A容疑者は「インターネットのチャットで知り合った中国人から空き巣の方法を教わった」と供述しているということです
同課の調べによると、2人は昨年10月26日、千葉県松戸市、自営業の男性(33)方に窓ガラスを割って侵入し、現金約5万円とデジタルカメラなどを盗んだ疑い。
2人は別の空き巣事件で今年2月に窃盗などの疑いで逮捕され、起訴されていました。
現場に残された足跡や手口などから、同課は2人が空き巣約50件に関与したとみて捜査しています。
同課によると、A容疑者が利用したとされるインターネットのチャットは中国人向けで、共犯者を募集するなど犯罪の温床になっている可能性があります
A容疑者は福建省出身の中国人から泥棒の運転手としてスカウトされたが、「福建省の人間は信用できない」と拒否。ただ電話で連絡を取り合い、窓ガラスの割り方など空き巣のやり方を教わったということです。
(3月16日産経新聞より引用)
インターネットが犯罪に利用させるというのは最近増えています。
闇サイトで募集し、運転手や銀行口座作成、携帯電話登録などをさせたり、実際の窃盗や振り込め詐欺の実行犯をさせたりといった犯罪者募集や、ピッキングなどの方法を掲載したり、その特殊工具などを販売したり・・というようなことで犯罪に利用されているのです。
顔が見えない、誰か特定が困難といったインターネットの特徴を悪用しているのです。
中国人専用のチャット・・どんなことが書かれているのか?
そうした情報源も摘発し、なくしていくことが必要となります。