防犯ブログ

  • 侵入手口
2009年04月06日 解雇され金に困り窃盗。日系ブラジル人3人。

100年に一度と言われる世界的な不況は生活苦からの窃盗を増やしています。

●自動車関連工場解雇され事務所に侵入。
新潟県江南署などは3日、上越市の運送会社から現金を盗んだ日系ブラジル人の3容疑者を窃盗容疑などで逮捕したと発表した。このうち2容疑者は勤務していた自動車関連工場を解雇されるなどしており、「金に困っていた」と供述しているという。3月22日深夜、共謀して上越市内の運送会社事務所に、玄関のドアをバールでこじ開けて侵入し、机の引き出しから現金約3800円を盗んだ疑い。 
一人の容疑者は08年12月、勤務していた愛知県の自動車関連工場の閉鎖に伴い失職。別の容疑者も2月に三重県の同工場を解雇されたという。
(4月4日 毎日新聞より引用)

●「金もなく腹も減った」 鮮魚店から刺し身盗む 千葉・行徳署
行徳署は4日、窃盗の現行犯で、住居不定の無職男(32)を逮捕した。同日午前2時55分ごろ、市川市行徳駅前の鮮魚店の裏口ドアをドライバーでこじ開けて店内に侵入、刺し身や厚焼き卵などを盗んだ
同店では2日未明から3日にかけて現金約50万円が盗まれる窃盗事件があり、同署員が警戒。裏口のドアが開いており、店内で男を発見、逮捕したという。同署の調べに対し、男は付近の公園や漫画喫茶で寝泊まりしていたといい、「金がなく、腹も減ったのでやった」などと話しているという。
(4月5日産経新聞より引用)

どちらも生活苦による窃盗です。
素人がプロの領域に入りつつある窃盗の世界。
最初の犯行が成功しtしまうと次々と犯行を重ね、プロの「泥棒」になる可能性も高いと思います。
「金もなく原が減ったのでやった」という犯人の言葉が悲しく、なんともやり切れませんが、こうした素人泥棒が犯行できない防犯環境を作り「これは侵入できない」と犯行を踏みとどまらせることが重要です。

そのためには、扉や窓の防犯対策が必要です。
多くの泥棒が、扉をこじ開けたり、窓ガラスを割って侵入して窃盗を行います。
そのために、
●敷地内に入った時点で「侵入には気が付いた」ことを音声メッセージ、光で知らしめる。
●扉・窓に補助錠を設置し、時間をかけさせる。
●勝手口に人感ライト+防犯カメラを設置する。
●窓・扉開閉検知センサーを設置し、侵入者がこじ開けると同時にその場でベルやサイレンなどで威嚇撃退する。
●防犯カメラやセキュリティキーパーといった見せる防犯装置で「ここは防犯システムが完備している」ことを建物外で知らしめ、犯行対象から外させる。
といった防犯対策を行うことをお勧めします。
自主機械警備システムNEXT

加盟企業専用ページはこちら