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2009年04月23日 窃盗や強盗の刑法犯が増加 静岡

4月18日産経新聞によると、静岡県で窃盗や強盗の刑法犯が増加していることがわかりました。

●静岡県内の1〜3月の刑法犯認知件数は1万344件。前年同期より281件増加。平成14年から年々減少していた同認知件数が増加傾向に転じており、県警は「不況の世情を反映してか、特にひったくりや強盗といった犯罪が増えている」と注意を呼びかけている。
●刑法犯のうち、特に窃盗(前年比444件増)と強盗(同26件増)の認知件数が急増
強盗では路上強盗(同11件増)やコンビニ強盗(同7件増)が多発し、窃盗では車上狙いや部品狙い、万引のほか、ひったくりや空き巣、出店荒らしの増加が目立った。
●殺人や婦女暴行、放火といった重要犯罪は前年より減少。振り込め詐欺被害も、前年より62件1億1870万円少なかった。
(静岡県警刑事企画課まとめ。産経新聞発表記事より抜粋)

まだ全国区の発表は警察庁からありませんが、毎日のように窃盗ニュースを追いかけている私の感じるところでは、昨年度秋以降、強盗、窃盗は増えていると感じます。
特に強盗は、「派遣切り」などで職を失い、財布の中の所持金が数十円、食べるのに困って・・といったニュースを多く目にします。そういう強盗はそれ以前はあまり目にしなかったので、マスコミの報道の影響もあるでしょうが、実際に今まで普通に過ごしていた人が切羽詰って犯罪を犯すケースが増えているように考えます。

犯罪者が犯罪を起こしにくい環境をつくれないと犯罪者がどんどん生まれてきます。
犯罪者が多い地域にますます犯罪者が寄ってきます。
なぜなら、犯罪者は防犯意識の低い地域を選んでいるからなのです。

被害者にならないということは、加害者を作らないということになります。
犯罪が起こしにくい環境「防犯環境設計」を行うことで、犯罪者が犯罪しにくい環境を作ることが最も重要です。

今「犯罪は地方の時代」です。
防犯意識の低い地方で稼いで、アジトのある都市で換金する。ヒットアンドアゥエイと呼ばれるプロの窃盗団の動きがあります。
そこに、職を失い生活に困って犯罪を起こそうかとする素人の犯罪予備軍が増えてきている。その犯罪予備軍を犯罪者にしてしまうか、しまわないかは、政治もあるでしょうが、地域に住む我々一人一人の防犯意識、防犯対策も大いに関係してくるrと思います。

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