防犯ブログ
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2009年05月15日
仙台 安全な街を目指し住民が夜回り
仙台市泉区松陵3丁目の町内会が、週2回の夜間パトロールを続けています。
ごみ出しのルールチェックを目的に2年半前にスタートしましたが、防犯や防火、住民の交流にも効果があるとして活発になってきたようです。
住民は「清潔で、鍵を掛けなくても安心して住める街にする」とはりきっています。
パトロールは毎週火、金曜日の午後9時から約1時間行っているようです。
毎回、町内会役員ら約10人が参加し、松陵3丁目内のごみ集積所17ヶ所を回ります。
年末年始も休みはないようです。
集積所には掲示板があり、清掃されている所では「きれいです。ありがとう」とメッセージを残します。
夜間にもかかわらずごみがあれば「朝に出しましょう」「分別をお願いします」と、ルール順守を呼び掛けます。
パトロールを開始した2007年10月当初と比べ、ルールは格段に徹底されているということです。
「パトロールの効果は高く、理解が広まった」と会長は話しています。
集積所チェックのほか、路上のごみ拾いや街灯の明るさの確認をし、拍子木を鳴らして「火の用心」と声を掛けながら町内を回ります。
会長は「ウオーキング的な楽しみもあり、パトロール参加者は減らない。住民同士の交流になっており、永遠に続ける」と意気込んでいるようです。
<5月15日10時59分配信 河北新報より>
パトロールを定期的に行っていると、事前に調べてその曜日・時間帯を避けて犯行が行われる可能性もあります。
パトロール実施を不定期にするなど犯罪者に的を絞らせないようにすればより効果的ではないでしょうか。
ここの住民は防犯意識が高く、何か不審な行動をするとすぐに見つかる、ワンドア・ツーロックが徹底されていて侵入するのに時間がかかるなど、侵入者に犯行を行いにくい、ここはやめておこうと思わせるような防犯対策が有効です。
そこで危険をおかして犯行を行うよりも、もっと別に犯罪をおかしやすい場所(防犯意識の低い町や村)を探して犯行を行うはずです。
防犯システムや防犯カメラシステムを設置するなどの各個人が行う防犯対策は当然ですが、このように町単位、地域単位での防犯対策を行うことによって、犯罪者が犯行を行いにくい環境が出来上がります。