防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2009年06月01日
連続ゴルフ店荒らし、クラブ約340本盗まれる 滋賀
28日午前0時45分ごろ、滋賀県近江八幡市馬淵町のゴルフ店「オオニシ近江八幡店」で警報装置が作動。警備会社からの通報で駆けつけた近江八幡署員が、入り口のシャッターと扉が壊され、店内のゴルフクラブ約170本(計約780万円相当)が盗まれているのを発見した。
同日午前1時15分ごろには、南西約12キロの同県守山市吉身のゴルフ店「オオニシ守山本店」で警報装置が作動。出入り口のガラスが割られ、ゴルフクラブ168本(計約850万円相当)が盗まれていた。
近江八幡と守山両署は同一犯による犯行とみて窃盗容疑で捜査。両店内の防犯カメラの映像などを調べている。
(5月28日 産経新聞より引用)
どちらも警備会社の警報装置がついていたようですが、犯行に遭っています。
警備会社が現地に確認に行って被害を確認後警察に通報、警察官が駆けつける。
すでに、窃盗団は逃走した後。
店舗の出入り口のガラスが割られ、商品が大量に盗まれた後。
これでは何のための防犯対策かわかりません。
現在の窃盗団の犯罪は短時間化が進んでおり数分で犯行を終えます。
それでは確認のために人が駆けつけるのは、被害に遭った後ということになります。
やはり、犯行を継続させない現場での音・光・霧などによる「威嚇撃退」が絶対に必要です。
又、入られないための「予防」として、抑止力の高い「防犯システムを完備していることを知らしめる」セキュリティ・キーパー等を建物外部の目立つところに設置することも大切です。
又、建物の中に入られる前に退散させる「外周警備」も重要です。