防犯ブログ

  • 侵入手口(マンション)
2009年06月02日 「焼き破り」で126件の侵入窃盗。中国人3人。

「焼き破り」による空き巣を中国人留学生3人が行っていました。合計126件、5000万円ということで、とんだ留学生です。

●空き巣を繰り返したとして、日本に留学中の中国籍の男3人が窃盗容疑で逮捕、起訴されている事件について、静岡県警静岡南署などの合同捜査班は1日、被害件数が静岡など1都4県で計126件に上ることが明らかになったと発表した。捜査班によると、被害総額は約5000万円に上るとみられる。

容疑者らは、平成20年10月3日午前10時から午後10時までの間に、沼津市内のアパートに侵入し、ノートパソコンなど(時価計11万円相当)を盗んだとして逮捕された。

 捜査班によると、3人は窓ガラスをライターで熱して割る「焼き破り」と呼ばれる手口で盗難を繰り返していた。   侵入役、見張り役と運転役を分担し、車で1都4県を回って犯行を重ねていたという
(6月2日産経新聞より引用)

「焼き破り」とは、窓ガラスを破るやり方の一つで、バーナーやライターなどで熱してから冷やして割る方法です。
真似をする人間が出るので手口の詳細は明らかにしませんが、プロの窃盗団が行う手口の一つです。
「侵入役」「見張り役」「運転手」と分業化して犯行を行うのも、外国人窃盗団のやり方です。
「留学生」とありますが、留学が目的ではなく「窃盗」が目的だったのではないかと考えるほどの件数の窃盗を繰り返しています。

中国が経済発展著しいとは言っても、まだまだ中国の一般庶民と日本との経済格差や年間所得の違いは大きいです。
数万円が何ヶ月もの月給に値するため、1件侵入してたとえ数万円の稼ぎだったとしても、彼らから見ると年収のほとんどが一晩の窃盗で稼げることになります。

こうした背景を理解せず「うちは現金を置いていないから盗まれるものはない」と安心していては危険です。
また、最近はノートパソコンや家電商品なども換金できるため狙います。
窃盗犯にとっては現金が置いてあるのと変わりはありません。
ですので、「お金を置いていない」ことが「入られない」ことにはならないことをよく理解していただきたいと思います。

やはり、防犯対策をできることから実施することをお勧めします。
防犯対策の具体的方法

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