防犯ブログ

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2009年06月03日 「スズキ・ワゴンR」狙った200件の窃盗

スズキ・ワゴンR専門?という窃盗団の犯罪被害が200件以上あることが判明しました。

●浜松市のブラジル人グループによるスズキ・ワゴンRなどを狙った連続窃盗事件で、グループが昨年から200件以上の自動車盗に関与した疑いがあることが愛知、静岡両県警の調べで分かった。両県警は2日、窃盗容疑で新たに同市東区、店員K(33)を逮捕、リーダー格の中古車販売業F(44)ら3被告=いずれも同罪で起訴=を再逮捕した。

 逮捕容疑は、5月7日深夜から8日早朝にかけて、愛知県西尾市内の駐車場から乗用車2台(計約410万円相当)を盗んだとしている。

 愛知県警によると、グループは男6人で構成。3〜4人が窃盗の実行役で、車で駐車場などを物色し、ワゴンRなど人気車を盗んだという。盗んだ車は実行役の一人が運転して浜松市南区の倉庫に搬送。F容疑者の会社を通じて外国人に売ったり、解体して部品を販売するなどしたとみられる。

 愛知県警によると08年、同県内のワゴンRの盗難被害は、トヨタ・ハイエースに次いで2番目に多かった。両県警は先月、F容疑者ら5人を窃盗容疑などの疑いで逮捕。名古屋地検岡崎支部は3人を起訴、2人を起訴猶予処分にした。
(6月2日毎日新聞より引用)

最近の外国人犯罪の特徴である「組織化」「分業化」といった特徴を持った犯罪事例です。
実行犯、見張り役、情報屋、換金役・・・役割分担をきちんと行い、組織で犯罪を行います。
この記事では掲載されていませんが、もう二つある特徴が「凶悪化」「短時間化」
外国人窃盗団の多くは武器を所有しています。ですので、犯罪の途中に出くわすと、命が危険にさらされる可能性があります。

又「短時間化」は、非常に荒っぽく侵入を行い、数分で犯行を終えることも多いということです。
ストップウオッチをもって侵入することも多いのです。

今回のスズキワゴンR盗難を防ぐには、
●駐車場の防犯力をアップさせる。
●自動車自身の防犯力をアップさせる。
を実施することが大切です。

駐車場は防犯対策を実施している防犯駐車場に留めましょう。
駐車場の防犯対策
自動車には自動車盗難防止器を設置しましよう。

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