防犯ブログ

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2009年07月29日 借金返済のため犯行決意、返済後はマイホーム購入のため窃盗

空き巣を繰り返す犯人たちの最初の動機は、生活苦や借金・・といったものもあれば、遊ぶ金が欲しいため窃盗を繰り返す犯人もいます。

今回ご紹介するのは、「マイホーム購入資金のため」空き巣を繰り返していた女の話です。

●空き巣を狙って盗みを繰り返したとして、愛媛県警西条西署は28日までに、窃盗容疑などで西条市小松町の無職女(26)を逮捕、松山地検西条支部に送検した。同署の調べに対し、「借金返済のために犯行を決意し、返済後はマイホーム購入資金を得るため犯行を繰り返した」などと供述しているという。

女は平成20年5月〜21年2月、西条、今治両市内で無施錠の民家に68回にわたって侵入し、現金約134万円と貴金属類363点を盗んだ疑い。
同署は今年2月に住居侵入未遂容疑で女を逮捕、総額計約2350万円相当の被害が裏付けられ、28日に最終送致した。
( 7月29日産経新聞より引用)

「無施錠」から空き巣。
一戸建て住宅の場合、平成20年には2万4千740件もの「無締まり」からの侵入があります。
最も多い「ガラス破り」2万4千986件に次ぐ第2位の侵入口です。
「無視まり」は泥棒にとっては、なんの苦労も労力も必要のない侵入方法となります。
もっとも簡単に、人目につかずに入れる。

被害者側からすると、もっとも悔いるのも「無施錠」
あのときもっとちゃんと戸締り点検をすればよかったとの後悔が残っていると思います。

しかし、施錠がされていたとしてもあきらめるような泥棒ばかりではありません。
「ガラス破り」以外でも「ドア錠破り」「戸外し」「その他の錠開け」「合鍵」「ピッキング」「サムターン回し」といった手口で侵入されています。
やはりきちんとした防犯対策を実施し、建物外部で防犯システム完備であることを知らしめ、犯行対象から外させるという「狙わせない」予防を重視した方法をお勧めいたします。
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