防犯ブログ

2009年08月19日 新型インフルエンザ感染パーティ

新型インフルエンザで国内3人目の死亡が確認されました。
いずれも腎臓病など持病が別にあったり、高齢であったとありますが、8月に感染者が全国的に拡大しています。
お盆などで人の移動が多かったことと、新型インフルエンザ対策に対して意識が薄れたことによりマスクや手洗いといった防御をする部分がおろそかになったことが原因として上げられます。
そういえば・・・私自身も最初の流行時にはマスクを通勤時にしていましたが、ここのところマスクをしている人はほとんどみかけなくなりました。

アメリカでは新型インフル「感染パーティー」をして今かかって免疫を作ったほうがいいのではないかといったことまで話題になっていたことがJCASTニュース5月25日に掲載されていたようです。

● 「新型インフルパーティー」なる行事の是非をめぐって、米国のネット上で意外な議論が繰り広げられている。「今のうちにわざと感染して、免疫を付けておくべき」というもので、医療関係のブログやフォーラムでも、賛否両論だ。だた、米衛生当局では、「大きな間違い」と、冷静な対応を呼びかけている。

「第1波のうちに免疫を作っておこう」という発想
「新型インフルパーティー」なる行事の是非について、2009年5月上旬からネット上で話題になっているようなのだ。

ニューヨーク・タイムズが2009年5月上旬に掲載した記事によると、インフルエンザの専門家が、女性誌の記者から「母親は、『水ぼうそうパーティー』みたいに、『新型インフルパーティー』を開くべきか」という質問を受けたのだという。

「水ぼうそうパーティー」とは、水ぼうそうの予防接種を受けさせたくない親が、水ぼうそうにかかった子どもの周りに、水ぼうそうに感染していない子どもたちを集める、というもの。わざと水ぼうそうに感染させ、子どもに強い免疫を付けさせることが目的で、米国ではしばしば行われているのだという。この「水ぼうそうパーティー」にちなんで、「『新型インフルパーティー』をやるべきか」という議論が起こっているようなのだ。
(JCASTニュース5月25日より引用)

「水疱瘡パーティ」がほんとうに行われているというのも驚きですが、今のうちに免疫を作る・・というのはちょっと心が動くのもわかります。というのが、現在は弱毒性で高齢者や妊婦、他に持病のある方は重篤になっているようですが一般の方の多くの症状が軽いということと、秋以降の本格的な流行時には毒性が強くなっているのではないかという不安。そして予防接種が行き渡らないということからそういう考えになっているのだと思います。

しかし、新型インフルエンザはまだまだ不明な点も多いため、自分から感染を求めるのは絶対にやめるべきだというのが専門家の意見のようです。

弱毒性ということで、感染に対する意識が薄れてしまったことが現在の拡大に繋がっています。
「予防」ということは、まず、意識を強くこち、意識を継続することが大切です。
これは防犯にもいえることです。

泥棒の被害に遭われた方や防犯の必要性を感じられた方は、その時には「非常に怖くてすぐに何らかの防犯対策を実施したい」と防犯システムなどを導入されます。
しかし、設置してからどんどん月日がたつとその怖かった気持ちも、防犯に対する気持ちも薄れていきます。もちろん防犯システムが守っているから安心なのですが、心に隙ができてしまうことがあります。
そして、防犯システムのセットを忘れてしまったり、施錠をしなかったり(無施錠)といったことになる場合があります。
そうなると、侵入者にとっては「防犯意識が低い、入りやすい環境」となってしまうのです。

「防犯のために導入されている「オートロック」がついているマンションの方が無施錠が多いので侵入しやすい」と供述したマンション専門の泥棒が何人もいます。
やはり「防犯意識が薄れ、隙ができた」ことに犯罪者が付け入ったのだと思います。

我々セキュリティを取り扱っている人間は、お客様に対し、ずっと防犯意識を継続して持っていただくことを側面からフォローしていくことが必要です。
「防犯は予防こそが重要」というのがセキュリティハウスの考え方です。
新型インフルエンザに「うがい」「マスク」「サプリメント」などで予防するのと同じように、防犯意識を強く持つとともに防犯システムが完備していることを建物外部で知らしめることで、犯罪対象から外させることが重要なのです。
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