防犯ブログ
- 強盗
2009年09月14日
東京 回転寿司店に強盗 現金72万円奪われる
13日午前6時半ごろ、東京都足立区谷中の回転寿司店「銚子丸」に男が侵入し、副店長の男性(26)に刃物を突き付け、現金約72万円を奪って逃走しました。
男性にけがはありませんでした。
警視庁綾瀬署は、強盗事件として男の行方を追っています。
同署によると、男は刃物を突き付け、「金を出せ」と脅迫。
男性が差し出した売上金などを奪いました。
鍵の掛かっていない裏口から侵入したとみられています。
男性は前日の業務終了後、店に泊まったといい、片付けと開店準備をしていました。
売上金は金庫に日付ごとに分けて保管されていたようです。
男はアジア系外国人風で、年齢は30歳くらい。身長160〜170センチで、サングラスを掛け、黒いシャツと青いジーパンを身に着けていたということです。
<9月13日12時22分配信 時事通信より>
店内に人がいるからという理由で裏口の鍵は開いていたのでしょうか?
この油断が思わぬ被害に遭ってしまった原因の一つでしょう。
それにしてもこの副店長の男性は、店に泊まり、朝の6時半に一人で片付けと開店準備をしていたようですが、この勤務体制も問題があるでしょう。
きちんと戸締りをして店を閉めていれば、このような強盗被害に遭うことはなかったかもしれません。
(シャッターや扉をこじ開けて侵入された可能性ももちろんありますが)
もしかしたら、犯人は事前の下見において、この店は店員1人が徹夜で作業し、早朝1人でいることが多いからその時が狙い目だということを考えていた可能性もあるでしょう。
確かに営業時間外に店舗の電気がついていれば、何をやっているのだろうかと気になります。
それが朝まで続くのであればなおさらです。
犯罪者は自分よりも弱いものを犯行のターゲットとすることが多いでしょう。
早朝に店舗に男性が一人、しかも大金が置いてある、となると刃物を持って犯行に及ぼうと考える者も出てくるでしょう。
また、店内には防犯カメラや非常押しボタンシステムなどの防犯対策がされていなかった可能性もあります。
この辺りが狙われる原因と考えられます。
泥棒に狙われる原因をいかに減らすかが防犯対策のポイントになります。
ご自宅や店舗、オフィスなど、身近な場所において、「ここは狙われそうだ」とか「ここは弱点だ」とか自分が泥棒になった気持ちで分析してみてはいかがでしょうか?
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