防犯ブログ
- 強盗
2009年10月07日
飲食店の給与狙い強盗。5人で分業、下見も。
飲食店の給与を狙った「強盗」が発生しました。
●東京都板橋区で昨年12月、飲食店経営会社の男性従業員(42)が襲われ、約4200万円を奪われた事件で、警視庁捜査1課と高島平署は7日までに、強盗致傷容疑で、同区徳丸、無職男(27)ら4人を、強盗予備容疑で、埼玉県所沢市松郷、運転手男(22)を逮捕した。
捜査関係者らによると、一部は容疑を認めている。
実行役は2人で、ほかにも関与した男らがいるとみられる。
5人は遊び仲間。
4人の逮捕容疑は昨年12月30日午後2時ごろ、板橋区成増のビル1階駐車場出入り口付近で、従業員にスプレーを噴き付けて暴行し、現金約4200万円入りのバッグを奪い、約1カ月のけがを負わせた疑い。 同課によると、現金は従業員の給料として、男性が近くの信用金庫から下ろしたという。
一人が同年10月下旬、同ビルを確認し、同社社員が信用金庫で現金を下ろす様子を下見した疑い。
(10月7日時事通信より引用)
下見をして、いつ給与引出しのためにお金を下ろすかを把握した上で、待ち伏せしてお金を引き出した後を追いかけ、ビル1階の駐車場で催涙スプレーかなにかを吹きかけひるむ隙に暴行しバックを奪った。
数人で犯行されれば、逃げることもできずにいたと思います。
それにしても4200万円ものお金を現金で支給していたとは・・・。
安全性を考えるなら銀行振込にするべきです。
又、お金の引き出しや会社へ戻る間は一人ではなく複数の人間で行うべきだと考えます。
そして、ひったくり防止のための「防犯カバン」を使用するなど防犯対策を行うことも必要です。
「ひったくり」や「強盗」は昨年10月以降急増し、平成21年上半期でも増えています。
「ひったくり」は平成21年上半期で前年同期に比べ14.8%増加しています。
「侵入強盗」は19.6%増加、「路上強盗」は12.1%増加しています。
手っ取り早くお金を手にすることができるからです。
この年末にかけてますます増えるのではないかと推測されます。
注意が必要です。