防犯ブログ
- 放火・火災
2009年10月22日
中学校で不審火
宮城県の中学校で不審火が発生して480人が避難する騒ぎとなりました。
●6日午後3時ごろ、宮城県石巻市蛇田、市立蛇田中学校の校舎1階の金工室から煙が出ているのを廊下にいた男子生徒が発見、教員が燃えていた段ボール箱を消火器で消し止めた。けが人はなかった。室内に火の気はなく、石巻署は不審火とみて調べている。
燃えた段ボール箱は木製棚に置かれ、中には柔道着などが入っていた。
当時は放課後で、校内にいた生徒ら約480人が一時校庭に避難した。
●9月24日午前8時25分ごろ、福岡市博多区三筑の市立三筑中学校2階の理科室で、教壇横の机から炎が上がっているのを女性教諭が発見し、職員室に連絡した。駆け付けた男性教諭2人が消火器やバケツの水で間もなく消火。建物への延焼やけが人はなかった。
燃えたのは使われていない古いカーテンで、以前から机の上に置かれていた。近くにマッチが散らばっており、これで火を付けたとみられる。理科室は鍵のかけ忘れで、ドアが開いていたという。
いずれもイザからの引用ですが、学校で「放火」がこんなに頻繁に発生しているとは、非常に恐ろしいと思います。
昨年度学校(保育園)で22件の放火が発生しています。
学校に放火をするというのは、何らかの学校に対する不平不満、社会に対する不平不満がある人間によると思います。
普通不平不満があったとしても放火といった行動を行うまでには至らない。
ところがそうした行為を行ってしまう、というのは、制御できないものすごい負のエネルギーがあるのか、それが悪い事であると感じることができないかのどちらかではないでしょうか。愉快犯であったとしても、心の中での負のエネルギーが引き金になっていることは同じです。
どちらにしても問題は非常に根が深いものであると言えます。
そうした抜本的な解決にならないにしても、放火がしにくい環境を作る事は可能です。
●燃えやすいものを放置しない。
●死角を作らない。(見通しを良くする)