防犯ブログ
- 外国人の犯罪
2009年10月30日
中国人密航者「盗み目的で来日した」空き巣120件。
平成20年来日外国人による刑法犯検挙件数は2万3千202件。
その内、窃盗は1万9千266件。内侵入窃盗は8千554件となっています。
ある中国人の窃盗団が逮捕されました。
●「焼き肉店を開店する資金にしたかった」、空き巣を繰り返した容疑者を追送検/神奈川県警
横浜市内を中心に空き巣を繰り返したとして、県警捜査3課と伊勢佐木署などは14日、窃盗と住居侵入の疑いで、横浜市中区松影町4丁目、中国籍の無職A(31)を追送検した。
県警はこれまでに、同容疑者が関与したとみられる中国人窃盗グループ4人を逮捕。グループによる、約120件、計約6600万円相当の被害の裏付け捜査を済ませたとしている。
送検容疑は、中国籍の無職男(27)と共謀し、4月22日午後7時ごろ、横浜市港南区の会社員男性(57)方に侵入し、現金3万円や指輪、ネックレスなど約130点(計約102万円相当)を盗んだとしている。
県警の調べに対しA容疑者は、「焼き肉店を開店する資金にしたかった」などと供述している。
県警によるとグループは、家人が外出中の一戸建てに窓ガラスを焼き割って侵入するなどの手口で窃盗を繰り返していた。A容疑者以外は密入国者で、「盗み目的で来日した」などと供述しているという。 (10月15日カナロコより引用)
日本で窃盗して1〜2年で稼ぎ、本国で家を建てたり開業資金を貯める。
そういう目的の密入国者がこの日本にたくさん入ってきているということをもっと日本人は知るべきです。
なぜ日本が狙われるか?
それは日本人の防犯意識が他国に比べて希薄だからです。
地方に行けば行くほどその傾向は強く、いまだに「無施錠」のまま外出したりする地域もあります。
簡単な錠前だけというのもまだまだ多いのが実体です。
自動販売機・・これは24時間いつでもどこでも飲物が飲める優れものです。日本では山奥の観光地にも海にも自動販売機は設置されています。この自動販売機が不法外国人には「日本人は道路に金庫を放置している」と映ります。
24時間営業のコンビニエンスストアなど店舗・・・この便利さも、反面「強盗」など犯罪を誘発する要因にもなります。
タンス預金・・・特にご老人などは自宅に大金を置いている人がいますが、これも狙われる原因となります。いざと言うときに備えて仏壇の引き出しや神棚、食器の間、着物の間などに隠しているつもりの現金も泥棒から見ればただ保管しているだけに過ぎないのです。「金目の臭いがする」泥棒はそう言って現金のありかを探り当てるのです。
今、長引く不況で失業者が増加。海外からの出稼ぎ者も職を失いその一部がコンビニ強盗や食べ物の万引きなど犯罪に手を染めてしまっています。
「侵入強盗」は平成21年上半期で対前年同期比19.6%増。
「金庫破り」は10.1%増。「出店荒し」15.6%増。「事務所荒し」7.9%増となっています。
刑法犯認知件数が平成14年をピークに減少しているという言葉だけに安心してはいけないのです。
防犯対策をするためには、まず犯罪に関して正しい知識を得ることが大事です。
今どんな犯罪がどんな手口で発生しているのかを知る。そこから防犯対策は始まります。
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