防犯ブログ

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2009年11月26日 埼玉 公園の公衆電話泥棒 少年窃盗団逮捕

埼玉県熊谷市内で公衆電話が盗まれた事件で、県警少年捜査課と熊谷署は25日、窃盗の疑いで、熊谷市の県立高校1年生の男子生徒(16)ら男女6人を逮捕したと発表しました。

少年捜査課の調べでは、6人は8月18日午前8時ごろから25日午前2時にかけて、熊谷市見晴町の見晴公園に設置された通話料金約1万円の入った公衆電話1台(約30万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

少年捜査課によると、6人は通話料金をとる目的で公衆電話を盗んでいました。
「別の場所に運んで分解しやすい公衆電話を狙った」などと供述しているということです。

熊谷市では5月から8月末にかけて、公衆電話が計十数台盗まれており、6人は他の公衆電話窃盗についても認めているということです。
<11月25日17時35分配信 産経新聞より>

公衆電話を盗むというのはけっこう大変なように感じます。
盗んだ後、さらに分解して中の現金を取り出す手間もあります。
苦労した割には驚くような成果が得られることはないでしょう。
質より量という考え方でしょうか。

盗まれた額と損害として被った額に大きな差がある事件と言えます。
盗んだ側が得られたのは通話料金約1万円分の現金に対して、市町村が被った損害は公衆電話1台(約30万円)と通話料金約1万円分の両方となります。
このように加害者側と被害者側に差が生じる事件は、被害者にとっては最もいやな被害と言えるでしょう。

公衆電話自体を守る為に何か防犯対策を講じるというのは難しいと思います。
犯罪者がその場で犯行を行うのは、そこに何らかの弱点、狙われるポイントがあるからです。
その場で犯行を行っても、人に見つかったり、捕まるというリスクが少ないということでしょう。
常に人がいる、警官が定期的に見回りをしている、防犯カメラがついている、そのような場所で犯行を行う者は少ないでしょう。
狙われるには何かしら理由があるということです。
その弱点を少しずつでも減らしていくことが大切です。
放置したままだとまた別の犯罪者に狙われる可能性があるからです。
防犯システムを導入する上で注意すべきこと

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