防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2009年11月30日 美容外科クリニックから女性用ホルモン盗む

美容外科クリニックから女性ホルモンを盗んだ泥棒が逮捕されました。


●平成18年6月に長女が誘拐された美容整形外科医、池田優子さん(51)の「池田ゆう子クリニック」(東京都渋谷区)に侵入し、女性用ホルモンなどを盗んだとして、警視庁捜査3課と渋谷署は窃盗などの疑いで、豊島区上池袋、無職男(46)を逮捕した。

 捜査3課によると、男は容疑を認めているが、女性用ホルモンを盗んだ理由についてはあいまいな供述をしているという。

 逮捕容疑は今年3月13日夜から14日朝にかけて、渋谷区神南のビル8階の同クリニックに侵入し、現金約3万円と女性用ホルモンのアンプル10本(5万2500円相当)を盗んだとしている。
 
 クリニックの防犯カメラの映像などから、容疑者を特定した。
3月以降、渋谷区や新宿区で、ビルの病院や会社事務所を狙った同様の窃盗事件が30件(被害総額300万円)発生しており、捜査3課は関連を調べている。

 池田優子さんは美容整形の「カリスマ医師」として知られ、18年6月に長女が誘拐される事件が起きた。
(11月27日産経新聞)

ビルの病院や事務所にも侵入窃盗を行っているようですので、女性ホルモンが目的で侵入したのではなさそうですが、何の目的なのか不明で、あまり前例がありません。
転売目的なのでしょうか?

防犯カメラに映像が録画されており、それがもとで犯人逮捕につながりましたが、防犯体制、警備システムなどの有無に関してはニュースにも記載がありませんでした。
首都圏などではビル全体を警備しているケースも多いようですが、テナントビルの場合、各テナントの休日が違う場合にはそのビルへの人の出入りは曜日に関係なくあることになります。
鍵の受渡しをどうするのか、受付があるのかといったことでも導入システムは異なります。
出入管理システムや防犯カメラシステムとどう連動させるのかが重要なポイントとなります。
事務所向け防犯システム

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