防犯ブログ
- 侵入手口
2010年02月01日
大阪 宝石店から貴金属盗難 犯行時間2分40秒の早業
1日午前4時40分頃、大阪市北区天満橋1の複合ビル「OAPタワー」の警備員から「1階の宝石店が荒らされた」と110番がありました。
大阪府警天満署員が駆けつけたところ、宝石店「三菱マテリアルMJC大阪店」で、ネックレスや指輪など貴金属約300点(約2000万円相当)が盗まれていました。
同署の発表では、店内の防犯カメラに3人が映っていました。
入り口ドアの施錠部分を工具でこじ開けて侵入したようです。
犯行にかかった時間は約2分40秒。警報で急行した警備員が、3人が乗り込んで逃走する白い車を目撃しました。
ナンバープレートは1月下旬に大阪市内で盗まれたものでした。
同署は運転手を含め4人グループとみています。
同店は前日午後7時に閉店し、犯行当時は無人でした。
加藤久幸店長(40)は「防犯についてミーティングを繰り返し、警戒していたのだが」と語りました。
1月21日には大阪・ミナミのブランド店で3人組の男が約900万円相当の貴金属を盗み、白い車で逃走する窃盗事件があり、大阪府警は関連を調べています。
<2月1日11時48分配信 読売新聞より>
このような犯罪を未然に防ぐのは困難です。
普通の防犯システムや防犯カメラの設置だけでは泥棒は侵入をやめないことが多いでしょう。
警報音が鳴ろうが、警備員が駆け付けようがかまわず犯行を行います。
それだけのリスク(捕まる危険性)を犯してでも得られる金品(宝石や大金)があることを知っているからです。
こうなると対策としては、未然に防ぐ対策よりもそれ以上の犯行を行わないようにすることが大切です。
センサーが侵入者を感知すると霧が噴射するフォグガードという防犯システムがあります。
この霧は人体には無害でさらに無臭ですから、万が一、誤まって噴射したとしても問題ありません。
効果としては、霧が部屋に充満し、侵入者の視界を奪います。
これでそれ以上の犯行を継続することはできなくなります。
時間が経てば霧はなくなりますが、それまで現場にいることは不可能でしょう。
警報音が鳴り響いていますから、近くに人が気付きます。
噴射している映像もございますから、興味があるかたは一度見て下さい。
フォグガード映像