防犯ブログ

  • 犯罪手口
2010年02月13日 コインランドリー 下着泥棒の犯行の一部始終 防犯カメラに映る

福岡・みやま市のコインランドリーで、女性の下着を盗んだとして男が逮捕されました。
逮捕の決め手となったのは防犯カメラの映像でした。

カメラには、中年の男が乾燥機の扉を開けて中を物色し、女性の下着だけが入った洗濯ネットを素早く取り出す映像が収められていました。
この映像が決め手となって男は逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡・柳川市の無職・牟田口久遠容疑者(51)。
この店では最近、下着が盗まれる被害が相次ぎ、店のオーナーとその家族が警戒していました。
警察は、牟田口容疑者の自宅からケースに保管された女性の下着450点を押収しています。

警察の調べに対し、牟田口容疑者は「においをかぐのが好きだった」と話しています。
<2月12日16時38分配信 日本テレビより>

24時間営業中の店舗や無人の店舗の防犯対策は難しいものがあります。
店舗に入ってくるのがお客様なのか泥棒なのかを判断することはできません。
もちろん、従業員用の入口など関係者以外立ち入り禁止の場所への侵入を防ぐことは、防犯センサーなどを設置することで対策できます。

コインランドリーやコンビニエンスストアの犯罪対策で有効なのが防犯カメラの設置とその映像の記録です。
さらに効果的なのはその映像をモニターなどで映し出すなどし、映像を記録していることをよりアピールすることです。
カメラに映ったら後で犯行がばれる、警察に捕まると犯罪者に思わせることができなければなりません。

犯人が防犯カメラがあることを気付かずに犯行を行う、もちろんあとで犯罪の証拠となりますし、犯人逮捕につながることはあるでしょうが、犯罪を未然に防ぐことにはなりません。
犯罪が発生してからの対応となります。
その場での犯行防ぐ、犯罪の抑止力となるためには、ただ防犯カメラをつけるだけではいけません。
できるだけ死角をなくし、より効果的に設置することが必要です。

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