防犯ブログ
- 犯罪手口
2010年02月26日
居酒屋で消火器を噴射させ現金150万円盗む。
消火器を噴射させ、換気扇を入れている隙に現金150万円入りのバックを盗むという犯罪が発生しました。
●25日午後2時50分ごろ、横浜市南区白金町1丁目の居酒屋「養老乃瀧黄金町店」入り口で、男が消火器の中身を撒き、レジ下に置いてあったナイロン製バッグ(現金約150万円在中)を盗んで逃げた。
南署が窃盗事件とみて調べている。
同署の調べでは、当時は開店準備中で、男は出入り口から入ると、いきなり消火剤を撒いたという。
厨房(ちゅうぼう)で仕込みをしていたアルバイト店員の男性(22)が換気扇のスイッチを入れるなどしたすきにバッグを盗んだという。消火器は男が持ってきたとみられ、その場に放置されていた。バッグには従業員の給与や売り上げが入っていたという。
同署によると、男は身長約170センチで30歳ぐらい。グレーのジャージー上下姿で、グレーのニット帽をかぶり、マスクを着けていたという。
(2月25日カナロコより引用)
以前ガソリンを撒いてその隙に現金を盗む、という犯罪が発生しましたが、消火器というのはあまり聞いたことがありません。
レジの下に給料と売上金の入ったバックがあり、それを盗まれたようですが、そうした情報を事前に入手して犯行に及んだ可能性があると推測します。
この店舗にセキュリティシステムが付いていたかどうかは不明ですが、今後も強盗や侵入窃盗の可能性があるため、無線型の緊急押しボタンを従業員が持ち、異常発生時に押すとその場で大音量のサイレン音が鳴るとともに本部に画像で通報が入る「見える自主機械システム」をお勧めします。