防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2010年03月01日
コンビニで売上金465万円窃盗被害。
コンビニで事務所内に置かれた現金約465万円が窃盗被疑に遭いました。
●26日午後11時40分ごろ、大阪府八尾市光町のコンビニエンスストア「サンクス近鉄八尾駅前店」で、事務所内にあった売上金など約465万円がなくなっているのにアルバイトの男性店員2人が気づき、八尾署に通報した。署員が防犯ビデオを確認したところ、事務所に出入りする不審者が映っており、同署が窃盗容疑で捜査している。
店員は午後11時ごろ、売上額を計算するため現金を買い物かごに入れて事務所内に置いたが、接客のため事務所を離れ約40分後に戻ると、現金だけがなくなっていた。
防犯ビデオには、白っぽいジャンパーと黒っぽいズボン、灰色のフルフェースのヘルメットを着用した不審者が午後11時35分ごろ来店、そのまま事務所に入る様子が映っていたという。
事務所の入り口はレジから死角になっている。同店は毎日、ほぼ同じ時間に現金を移動させており、八尾署は店内の事情を知っていた人間の可能性もあるとみて調べている。
(2月27日 産経新聞より引用)
コンビニで465万円もの大金・・と思って、元コンビニ本部に勤めていた社員に聞いたところ、
良く売れる店舗であれば、休日の売上などもあるとそれくらいの金額にはなるとのことでした。
そういう事情も内部事情に詳しい犯罪ではないかということでしたが、警察でも同様の見解のようです。
まず、一番の問題は、無人となる事務所にそんな大きな大金を放置したこと。
そして事務所への出入りがレジで気が付かないこと。
売上金の計算のため事務所に現金を置く必要があるのであれば、その場から離れないよう、その時間帯のアルバイト人数を増やすなどの工夫が必要です。
又、事務所への入退出は社員証などによる入退出システムを設置するのが理想ですが、最低限でも錠前を設置して誰でも簡単に出入りできる状態を無くすことが必要です。
事務所にも防犯カメラを設置し、レジで状況が把握できるようにすることをお勧めします。
灰色のフルフェースのヘルメットを着用した不審者が来店し、そのまま事務所に入っていったのを店員が気が付かなかったというのも問題です。
来客に対しては必ず顔を見て挨拶をすることを徹底することが重要です。
夜の11時であればそんなに来客が多い時間帯ではないはず。
コンビニの防犯対策