防犯ブログ
- 侵入手口(事務所)
2010年04月06日
連続「事務所荒らし」の手口。どうすれば事務所守れる?
横須賀で3カ所連続で事務所荒らしが発生しています。
●横須賀市若松町3丁目の若松会館内の若松町内会事務所で、3月31日夜から翌朝にかけ、事務所荒らしの被害があり現金約15万円が盗まれていたことが2日、分かった。
横須賀署が窃盗事件として調べている。近くの2カ所の事務所でも同じ時間帯に荒らされた形跡があり、同署は同一犯による犯行の可能性が高いとみて捜査している。
・1日午前8時半ごろに出勤した若松町内会事務所の事務員が被害に気付き、110番通報した。事務員は3月31日午後5時半に施錠して事務所を出たという。事務所はビルの2階にあり、事務所内の金庫が破られ、現金約15万円が盗まれていた。1階の窓ガラスが割られていたことから、同署は犯人がこの窓から侵入したとみている。
また、同日夜、同事務所と同じ2階にある商店街振興組合事務所と、近くの会社事務所でも荒らされた跡があった。現金が盗まれるなどの被害はなかったという。
(4月3日カナロコより引用)
いずれの事務所にも防犯システムや警備システムが設置されていなかったと推測されます。
窓ガラスを割って侵入・・・「ガラス破り」の手口で、夜間に侵入し、「金庫破り」こじ開けて中の現金を盗んでいます。
この泥棒は、事務所の備品、パソコンなどは盗みませんでしたので、金庫内現金のみが被害に遭いました。しかし、最近の泥棒は、パソコンなども一緒に盗み、換金します。
パソコンなどは中古でも売れますので、泥棒にとっては数万円の現金と同じなのです。
多くの事務所では、事務所内に現金をそんなに置いてはいません。
だから「うちは盗まれる物がないから泥棒の被害には遭わない」と思い込んでいる方が多いようです。
しかし、実際には侵入されて数万円の現金を盗まれ、金庫は壊され買い換える必要があります。
事務所の室内も荒らされ、窓は新しくする必要があるなど修復に費用も時間も必要です。
そして、警察への届出、現場検証・・・営業時間に行われるため仕事になりません。
万が一パソコンが盗まれた場合には、その中の顧客データ・売上・経理データ、請求書・見積書・・・全てがなくなります。個人情報が含まれていると「個人情報漏洩」として新聞に掲載され、お客様にお詫び・・といった必要も発生します。
たかが泥棒ではすみません。
こうしたリスクがあるのだということをぜひ認識して、事務所の防犯対策を実施いただきたいと思います。
事務所の場合、夜間や休日無人です。
少々の音をたてて侵入しても気付かれない、という気持ちが泥棒にあるようです。
事務所には、窓ガラス破り、又は扉のこじ開けでの侵入が多いため、窓・扉開閉検知センサーを設置し、
警戒中に異常が発生した瞬間に大音量の音と光で威嚇撃退する「自主機械警備システムNEXT」がお勧めです。同時に5名の方の携帯電話に瞬時にメールにて異常通報、その後アナログ回線で音声通報します。