防犯ブログ
- 万引き
2010年04月08日
スーパーで万引き カートいっぱいの商品盗む大胆犯行
埼玉県警蕨署は7日、窃盗の現行犯で、中国籍の入間市東藤沢、無職、趙巍容疑者(38)を逮捕しました。
蕨署の調べでは、趙容疑者は7日午後2時15分ごろ、戸田市下戸田のスーパー「サンベルク戸田店」で、5キロの米2袋や食用油などの食料品計65点(約2万円相当)を万引した疑いが持たれています。
蕨署によると、趙容疑者は「車に財布を取りに行くところだった。お金を払うつもりだった」と否認しているということです。
蕨署によると、店内を巡回中の女性警備員(63)がカートに大量の食料品を入れているにもかかわらず、レジを通らずに店外に出た趙容疑者を目撃。
趙容疑者は逃走しましたが、店の駐車場を出て約50メートル先で、近くの信用金庫で振り込め詐欺の警戒中だった同署員に取り押さえられました。
<4月7日22時3分配信 産経新聞より>
スーパーで商品を万引きしようとした男が逮捕されました。
カートいっぱいの商品を盗もうとする大胆な手口です。
大胆かつ堂々と犯行を行うことで、逆に目立たない、精算済みだと思われる可能性が高くなるのかもしれません。
こっそり目立たないように行う犯行の方が、こそこそしていて怪しまれることが多いのかもしれません。
人の心理を逆手に取ろうとする犯罪者の巧みさが感じ取れます。
万引き被害の多い店というのは、泥棒に狙われる何らかの要因があります。
・防犯カメラや万引き防止器がついていない。
・店員が少なく、客に目がいかない。または、やる気がなく注意力が散漫状態。
・客も店員も一時的に無人状態のスペースがある。
・死角が多く、隠れて犯行が行える。
・万引き被害が発生してもその後の対策が行われない ⇒ 何度でも盗むことができる。
単に防犯カメラやセキュリティシステムの機械による対策をすればいいという訳ではありません。
上記のような狙われやすい弱点を少なくし、犯罪者にここでは犯行を行いにくいと思わせることが一番です。
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