防犯ブログ
- 犯罪手口(寺社仏閣)
2010年05月07日
仏像を盗み自転車で運ぶ泥棒
仏像盗難、まだまだ続いています。
●寺から仏像を盗んだとして、和歌山県警和歌山東署は27日、和歌山市有本、無職男(75)を窃盗容疑で逮捕した。
同日午前7時から午後0時45分にかけて、同市元寺町北ノ丁、高野山真言宗覚樹院高野寺の前堂から、木製の仏像(高さ85センチ、重さ約4・3キロ)を盗んだ疑い。
同寺住職(63)が、前堂から不審な男が逃げ出すところを目撃、仏像がなくなっていることに気付いて110番。警戒中の同署員が、自転車に仏像を載せて帰宅した容疑者を見つけ、緊急逮捕した。
住職によると、盗まれた仏像は高野山の杉で彫られ、江戸時代初期から同寺に安置されていたと伝えられている。
(読売新聞4月28日より引用)
仏像盗難が全国で発生している、ということはどのお寺でも認識されているようですが、なかなか防犯対策を実施しようと思っても、予算的な面で躊躇されている、ということが多いようです。
実際に、広大な敷地全体を守るための外周警備用赤外線センサーなどを設置すると、やはりある程度の費用は必要となります。
しかし、万が一仏像が盗難されてしまったり、放火されてしまえば、取り返しがつかないことになります。
先日大原寂光院で放火で焼け爛れて炭のようになった仏像を拝観しました。
ガラス越しでしたが、衝撃でした。「取り返しがつかない」ということを実感しました。
お寺の場合、リース又はレンタルでセキュリティシステムを導入することができます。
レンタルの場合は3年からの契約が可能です。月々数万円〜数千円であれば費用を捻出することができるお寺も多いのではないかと思います。
予算の中で最大限の効果を実現、そのためには「自分で守る」をコンセプトにしたネットワークを活用した自主機械警備システムNEXTがお勧めです。