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2010年06月04日 高齢女性縛り2000万強奪=男2人が民家侵入。菓子箱に2000万保管。

80歳代の女性宅に若い男2人が侵入強盗、女性を縛り、自宅内の菓子箱の中にあった現金を奪って逃走しました。
菓子箱の中には、2000万円もの現金が入っていました。


●2日午後8時半ごろ、東京都小平市花小金井の民家で、2人組の男が80代の無職女性の両手を縛った上で、現金約2000万円を奪い逃走した。警視庁小平署は強盗事件として、男らの行方を追っている。
 
 インターホンが鳴り、女性が玄関を開けたところ、若い男2人が侵入。1人が女性を押し倒し、粘着テープで口をふさぎ、両手を縛っている間、もう1人が室内を物色し、居間にあった現金約2000万円入りの菓子箱を奪って逃走した。終始無言だったという。 

女性は普段から菓子箱に現金を保管し、生活していたという。 
(6月3日 時事通信より引用)

平成21年の侵入強盗被害の認知件数は1,892件。前年より245件(14.9%)増加しています。
手っ取り早く現金を入手でき、技術も道具も不要なため、今後も強盗は増える可能性が高い犯罪です。

その内、19.9%の376件が住宅での侵入強盗です。
これを多いと見るか、少ないと見るかは人によって感じ方が違うでしょうが、私は「多い」と感じました。
何故なら「侵入強盗」は命の危険を伴うからです。
お金だけで済めばまだしも、命まで失うケース、怪我をするケースが多いのです。
そして縛られているときの「恐怖」。
地獄ではないかと思います。

武器を持っている犯人が側にいるだけで、普通の神経ではとてももたないでしょう。

やはり、強盗対策はきちんとするべきです。
● 扉や窓は施錠する。
● 扉はカメラ付きインターホンで顔を確認し、知らない人の場合は簡単に開けない。インターホンで用件を確認し、ドアチェーンがある場合にはドアチェーンをつけたまま対応する。
● 自宅に高額現金を置かない。菓子箱に入れる、タンス預金などもやめ、銀行に預ける。金庫も過信しない。
● 玄関に防犯カメラ又はダミーカメラを設置する。
● ホームセキュリティを設置し、強盗対策用の緊急連絡ができるようにする。

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