防犯ブログ
- 放火・火災
2010年06月02日
放火?長野の高校の校長室より深夜火災。机の上の書類焼失。
昨日幼稚園への侵入・放火をブログでご紹介しましたが、今度は長野の高校で、火の気のない校長室から火災が発生しました。
●31日午前3時25分ごろ、上田市中丸子の丸子修学館高校で異常があったと、警備会社が上田署に通報した。
同署員が校長室の机にあった書類などが燃えているのを発見、約15分後に鎮火した。
窓ガラスが割られており、室内に火の気もないことから、同署は放火の可能性が高いとみている。
校長室にある二つのドアは当時いずれも施錠されていた。
燃えた書類は決裁文書などだが重要度は低く、生徒の個人情報も含まれていなかったという。
30日午後1時半ごろに教頭が施錠を確認して以降、学校に出入りした職員はいないという。
同校では2月22日未明にも、事務室の書類や椅子などが燃える不審火があり、県警は状況が似ていることから関連があるとみて調べている。
校長は「生徒がけがをするような事態にならず良かった」と話した。
(6月1日 毎日新聞より引用)
警備会社への委託警備システムが入っていたようですが、犯行を未然に防ぐことはできませんでした。
建物の中に入られてからの対処ではどうしても実害が出ます。
今回は、生徒の個人情報などは燃えたり、盗まれたりしませんでしたが、
パソコン目的の窃盗犯であった場合には、その中の生徒の個人情報まで一緒に盗まれてしまいます。
やはり「外周警備」+「防犯カメラ」で、不審者が塀を乗り越えたり、フェンスをよじ登ろうとした時に大音量の音・光で威嚇撃退すると同時に、動画で確認し、対処するという方法がお勧めです。
学校・教育機関の防犯対策