防犯ブログ
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2010年06月03日
高級車・カーナビ窃盗団
ブラジル人の高級車・カーナビ窃盗団が逮捕されました。
被害1都5県8000万円相当と見られます。
●国産高級車やカーナビなどを盗んだとして、愛知、群馬両県警の合同捜査本部は2日までに、窃盗容疑で、無職男(22)=住所不定=らブラジル国籍の男4人を逮捕した。
同本部はこれまで、同じ窃盗グループの別のブラジル人の男3人を窃盗容疑で逮捕。供述から、グループが昨夏以降、カーナビ約200台と国産高級車など約40台、総額8000万円相当を盗んだ疑いがあり、裏付けを進めている。
4人の逮捕容疑は、昨年12月1日午後8時から翌2日午前7時半ごろの間、前橋市の駐車場で、同市の男性(30)所有のトヨタ自動車製ランドクルーザー1台(200万円相当)を盗んだ疑い
(6月2日時事通信より引用)
駐車場に留めている自動車を盗む。又は、窓を割ったりこじ開けてカーナビを盗む。カーナビ盗難の場合でも施錠しっぱなしの状態でない限り、窓や扉を修繕する必要もあり、金銭的な負担額も膨らみます。
いずれにしても、自動車やカーナビを盗まれた場合には、その日、自動車は使えず、警察などに届け出をするために動くことができないということになり、仕事のキャンセルなども発生してしまいます。
金銭では買えないことになってしまうのです。
「自動車盗」は平成21年25,815件発生しています。1日70件にもなります。
その被害者の約9.8%は300万円以上の被害金額。200〜300万が10.3%となります。
200万円未満が75.0%で、他の窃盗に比べて1件当たりの被害金額が非常に大きいのが特徴です。
盗まれた自動車の戻ってくる率は28.8%。愛車の多くが戻ってこない状態です。
「車上ねらい」になると、143,863件。1日394件です。
どちらも防ぐためには、自動車をとめる駐車場をよく考える必要があります。
防犯カメラ、外周警備など防犯システムが設置されている「防犯駐車場」を選ぶことが大切です。
カーナビで取り外しができる場合は外してトランクに仕舞う。
車の中にカバンや背広など荷物を置かない。
施錠は必ず短時間でも行う。
といったことを徹底することと、自動車盗難防止装置などの設置も併せてお勧めします。