防犯ブログ

  • 犯罪手口
2010年06月11日 神戸 車内から1億2千万円入ったカバンが盗まれる

神戸市の古美術商の男性が、車の中から現金約1億2000万円が入ったカバンを盗まれたと届け出ました。
男性は「車を約10分離れたすきに盗まれた」と話しています。

9日午後6時過ぎ、神戸市の「阪急電鉄」王子公園駅前で、「トイレに行っている間に車に置いていた手提げカバン2個が盗まれた」と古美術商の男性が警察に届け出ました。

カバンには銀行から引き出したばかりの現金1億1790万円が入っていて、男性は「別の銀行に現金を預け替える途中だった」「トイレに行くために車を降り、約10分後に戻ると助手席側の鍵が開いていてカバンがなくなっていた」と話しています。

警察は多額窃盗事件の疑いで捜査しています。
<6月11日2時27分配信 日本テレビより>

犯人に銀行から尾行されていたという可能性も考えられます。
銀行からカバンを2個もった男が出てきた、そのカバンには大金が入っているかもしれない、そう考える人は多いでしょう。
それが犯罪者だったら、隙を見て奪おうと考えるかもしれません。

車内にカバンを残して出て行った、犯人にとっては願ってもいないチャンスが到来したことになります。
それを無防備に与えてしまいました。
私も現場の阪急王子公園駅前は何度か通ったことがありますが、日中は非常に人が多く混雑しています。
事故が発生した午後6時前後になると人の数も減って、犯行が行いやすくなるのでしょうか?

また、午後6時に銀行に現金を持っていくというのも少し変な感じがします。
そんな時間に現金を預かってくれるのでしょうか。
現金ではなく振込等別の方法もあったと思います。

防犯対策や予防うんぬんではなく、1億2千万円もの大金を持ち歩くという行動自体が危険なことです。
盗まれたり、奪われるという可能性は考えなかったのでしょうか。
考えるべきでした。
この考えると言うことが防犯意識を持つことの第一歩です。
何はともあれここからのスタートです。
車上あらしについて(防犯泥棒大百科より)

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