防犯ブログ
- 侵入手口(事務所)
2010年07月05日
自民党栃木県連支部で事務所荒らし テレビ盗まれる
4日午前9時半頃、栃木県矢板市中の自民党栃木県連矢板市支部(支部長・青木克明県議)の事務所が荒らされ、ポータブルテレビ1台(1万円相当)が盗まれたと、同支部幹事長の男性市議(57)から110番がありました。
矢板署は窃盗事件とみて調べています。
発表によると、事務所東側の窓ガラスが割られ、鍵が外されていました。
関係者が3日午後6時15分頃に帰宅した際には、異常はなかったということです。
<7月4日13時12分配信 読売新聞より>
来週末行われる参議院議員選挙ですが、選挙が近付くと選挙事務所の侵入盗難被害が増えます。
建築現場などと同様に、短期間だけ事務所として使用することが多いため、その防犯対策まで手が回らないのが現状ではないでしょうか。
短期間使うだけだから、防犯対策するほどでもない、と考える人も多いのでしょう。
もし、そう考えるのであれば、泥棒に入られた時のことも考える必要があります。
くれぐれも現金や盗まれては困るような物は置いたままにしないことです。
また、選挙事務所の場合、不特定多数の人が事務所内に出入りすることが多いと言われていますから、ボランティアや関係者を装って泥棒が入りこむ可能性も考えられます。
そういう中では最低限の防犯意識を持つ必要があります。
ただ、泥棒に入られた選挙事務所というのは、大きなニュースになることはあっても、決して良い宣伝にはならないのではないでしょうか?
犯罪者に対する危機管理ができていない、防犯意識が低いのではないかと感じる有権者もいるでしょう。
このことだけでその候補者を評価するのは公平な判断とは言えないかもしれませんが、誰を選ぶのかはこういったことが基準となる場合も多いのではないでしょうか。
選挙で大事なのはイメージだと言われます。
イメージが崩れるのは一瞬で、崩れたら立ち直すのは至難の業です。
これは選挙事務所に限ったことではなく、普通の事務所や店舗でも同様です。
例えば、お客さんの個人情報を預かっているような事務所やクリーニング店などに泥棒が入られたと聞いたらその利用者であるお客さんはどう感じるでしょうか?
もし、そのことで個人情報が流出したり、預けていた物が盗まれたり、損傷するなどしたら、イメージを損ない、信用も失墜します。
そのようなことが起こらないように、事務所や店舗での防犯対策を行うのです。
自分の持ち物を守るだけではなく、イメージや信用など目に見えないものを守るための対策としても必要です。
守りたいものは何ですか? 信用を守る
オフィスセキュリティ(防犯対策)