防犯ブログ
- 窃盗
2010年07月26日
静岡 自動販売機荒らしの男ら3人逮捕
自動販売機から現金を盗んだとして、富士宮署は22日、富士市今泉、廃品回収工、小山直樹被告(33)=窃盗罪で起訴=を窃盗容疑で再逮捕しました。
また仲間の同市柚木、解体工、望月正貴容疑者(35)と愛知県豊橋市南大清水町、荷役作業員、浅井伸介容疑者(26)を同容疑で逮捕しました。
逮捕容疑は、3人は共謀し3月17日ごろ、富士市比奈の県立高校の敷地内に侵入。
自動販売機を工具でこじ開け、中から現金約1万2000円を盗んだとしています。
同署によると、3人は容疑を認めており、「昨年から富士市や富士宮市などで数件の自販機荒らしをしていた」と供述しているということです。
同署が裏付けを進めています。
<7月23日10時8分配信 毎日新聞より>
屋外に置いてある自動販売機、別に珍しい光景ではありませんが、これは日本特有のことだそうです。
海外ではそんな危険なことは誰もしない、すぐに盗まれてしまうということです。
日本が平和だということを物語っていますね。
しかし、そんな日本でも最近は自動販売機荒らしが増えています。
防犯カメラ付きの自動販売機が出てくるなど、盗難防止の対策がとられるようになりました。
ただ、普通に考えると非常に危険で無防備な状態だということが分かります。
屋外で何も守っていない状態で商品や現金をそのまま置いていると考えれば分かりやすいでしょう。
さあ、持って行って下さい、と言っているようなもの、という考え方もできます。
自動販売機に近づけさせないようにセンサーで周りを取り囲むと、お客さんが利用できなくなります。
また、自動販売機本体に開閉を検知するセンサーや防犯カメラを設置するという対策もありますが、泥棒が犯行を行ってからの反応となりますから後手に回るイメージは拭えません。
そうなると少し離れた、壊されにくいところに防犯カメラを設置し、さらに人感ライトや防犯灯などで付近を照らし目立つ環境を創り上げるぐらいでしょうか。
どちらにしても屋外に置いてあるものを守るのは、屋内(建物内)に置いてあるものを守るよりはるかに難しいということです。
守りたいものは何か、具体的にどうやって犯行を防ぐかを考えた上での防犯対策でなければ意味がありません。