防犯ブログ
- 窃盗
2010年10月01日
栃木 建築機材を盗んだ男2人 余罪130件
県警捜査3課と栃木署は30日、窃盗容疑で逮捕した男2人=いずれも同罪で起訴=に余罪約130件が確認されたと発表しました。
被害総額は計約3500万円にのぼるという。
ほかにも270件ほどの余罪があるとみて、さらに調べを進めています。
2人の男は、住居不定、無職、矢部寛士被告(36)と前橋市南町、無職、永嶋賢司被告(39)。
調べによると、矢部被告らは平成21年3月ごろから、今年夏までに、栃木や埼玉、茨城各県などの工事現場から建築用機材などを盗んだ疑いです。
<産経新聞10月1日(金)7時57分配信より>
屋外に一時的とはいえ保管しているものは非常に狙われやすいといえます。
今回被害に遭われた建築資材、工事現場の様々な工具や機械類も工事期間中はそのままにし、翌日そこで作業を行うという場合があります。
こんな物誰も盗まないだろうという物が狙われる時代です。
古い機械類や金属の塊だと思っていても、外国では需要があったり、解体すれば金属として再利用できるという可能性もあります。
公園のベンチが盗まれるような金属窃盗事件が発生したこともありました。
何の対策もせずに大丈夫だろうという根拠のない自信を持つことは危険です。
冷静な第三者的な視点から、自分の家、事務所、店舗は防犯上どうか?と考えることがまず第一歩です。
素人目から考えてもここは危険だとか、侵入者が侵入時に利用できる、簡単に逃走できるなど問題点が浮き彫りになるでしょう。
それらを放置しておくのは格好の狙い目になりますし、当然、侵入のプロである泥棒はさらに鋭い視点から別の弱点に狙いを定めます。
まずは自分の現状を分析することから始めましょう。