防犯ブログ

  • 侵入手口(学校)
2010年10月18日 盗品をリサイクルショップに持ち込み 捜査員と鉢合わせで逮捕

大学構内の軽音楽部の部室からギターを盗んだとして、神奈川県警平塚署は窃盗の疑いで、いずれも東海大3年の男(21)=平塚市北金目=と別の男(21)=秦野市北矢名=を逮捕しました。
両容疑者は容疑を認めているということです。

同署の調べでは、両容疑者は6日午後9時半~7日午前8時半、平塚市土屋の神奈川大湘南ひらつかキャンパス内の軽音楽部の部室に侵入し、ギター12本(時価83万5千円相当)を盗んだ疑い。

同署によると、15日午後1時ごろ、厚木市内のリサイクルショップに聞き込みのため捜査員が訪れたところ、盗んだギターを売るために来店した両容疑者と鉢合わせになったという。
<産経新聞 10月16日(土)23時7分配信より>

何度かこのブログで学校の犯罪が増えてきている、狙われる要因がいくつかある、と述べてきました。
今回盗難事件が発生しましたが、大学の軽音楽部の部室からギターが盗まれたということです。
学校には吹奏楽部や音楽室に高価な楽器が保管されています。
部屋に特に鍵がかけられていることも少ないでしょうから、建物内にさえ入ることができれば、その部屋までは容易に入ることができます。

その他にも、教員室には生徒の個人情報が入ったノートパソコンや現金、視聴覚室にはテレビやモニター、更衣室には生徒の着替えなどもあり、犯罪者が欲しがる様々な物があると言っても過言です。
つまり、狙われやすい業種の一つであると考えることもできます。

しかし、一般的には、学校でとられているのは不審者・暴漢の侵入対策が主な防犯対策ではないでしょうか。
侵入窃盗対策はあまり重要視されていない傾向があります。
生徒の安全はもちろんですが、その他にも盗難防止の為の対策も必要な時代ではないでしょうか。
学校・教育施設の防犯対策

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