防犯ブログ

  • 仏像盗難
2010年10月20日 自宅仏壇から1600万円の純金の観音像盗まれる

19日午前9時半頃、福岡県新宮町の古美術品店経営の男性(77)が、自宅の仏壇から純金製の聖観世音菩薩(せいかんぜおんぼさつ)像(高さ24・5センチ、重さ1・6キロ)がなくなっているのに気づき、110番しました。

菩薩像は時価約1600万円ということです。
福岡県警粕屋署は窃盗事件として捜査しています。
発表によると、像は仏壇内の仏具の中に安置していました。
男性は一人暮らしで、最後に像を確認したのは9月20日午後4時頃と説明しています。
<読売新聞 10月20日(水)0時40分配信より>

仏壇の仏具の中の観音像を盗み出すという手口から見て内部事情を良く知る者の犯行でしょうか。
もしくは、内部事情を知らずとも、1600万円という高額ではなくても、仏壇の仏具の中には何かしら高価なものを置いているだろうと予測しての犯行かもしれません。
泥棒が侵入した際、仏壇があればまずそこを調べるのかもしれません。
仏壇の仏具の中に高価なものを保管しているのであれば、それは狙われるかもしれませんから改めるべきでしょう。

また、金庫があるからと言ってそれを過信するのは危険です。
住宅で金庫ごと盗みだす荒い手口も最近は増えています。
数百万円も価値があるような高価な物が家にある場合は、金融機関や貸し金庫などに預ける方が自宅よりずっと安心でしょう。
預けるのが面倒だとか費用がかかるのがもったいないと考える人もいるでしょうが、万が一それが盗まれた場合を考えてみて下さい。

一瞬にしてそれが失われ、元には戻らないことを考えると、多少の面倒や費用など安いものです。
万が一の被害であればよいのですが、最近の犯罪事情を考えると、侵入盗難被害に遭う確率は1万分の一(0.01%)では済まないでしょう。
誰もが被害に遭う可能性はありますし、防犯対策をしていない家ほど狙われる可能性は高くなります。(対策済みの家をあえて狙う泥棒は少ない)

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